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東京に雪が降った日、こちら魚沼は湿った重い雪が降った。
ただ、関東地方に雪が降るような時は、こちらにはあまり多くは降らない。
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暖かいと言っても2~3度くらいか。
杉の木に積った雪はまだ落ちずに残っている。
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小山のようになった投雪の山をダンプカーで搬出し始めた。
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駅前にある駐車場には何台もの通勤者の自動車が停まっている。
ほら、ワイパーが立てて有るでしょう。これは積った雪で壊れないための暮らしの知恵。
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関東ではスリップによる交通事故が多発したようだけれども、こちらは雪なんて自動車は平気。
降雪前の11月末か12月初めにはスノータイヤ(スタッドレスタイヤ)に換えて有るから。
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タイヤの模様、パターンはこんな風になっています。
この溝と、柔らかめのゴムのために雪をがっちりと捉えてスリップしにくいようになっています。
人間は生まれるところを選ぶことは出来ない。
そして、雪国に生まれて表日本(表、裏なんて表現は嫌いだけれど)に比べて大きなハンディを背負って生きている。
でも、この地で生まれ育ち、六十有余年過ごしてきたけれども、嫌だなんて思ったことは無い。
これからも、きっと残された人生を過ごし、この地で果てるのだろう。
いくら無雪道路や、除雪機械が発達しても、やはり雪国の暮らしってやはり苦労が多い。
と、言いながら残りの人生を歩いて行く、いや、歩いて行かざるを得ませんね。