昨日は付き合いのあるシェフの新規開店に招待されて行ってきました。
農天市場の営業、「越後の台所 すずきち」さんの仕入れと重なった、めまぐるしい一日。
最後の締めはこのレストラン、長岡市栃尾の『エスポワール』へのお出掛。
早く閉店し、出掛けようと言う計画も、暗くなるまでお客さんが続き出発出来たのは、
予定時刻を15分余り過ぎた午後6時少し前だった。
栃尾に行くには裏道を使った方が早い。
国道252号線を経由して、曲がりくねった山道を飛ばし、ようやくたどり着いたのは6時半を少し回った時刻。
オーナーシェフご自身がほとんど手造りだったと言う店内です。
ワインの飾られている棚の上半分は、お持ち帰りの惣菜コーナー。
客席から見える厨房には、シェフと奥さんの姿が。
シェフと奥さん、そして二人のお子さんは我が家の山の畑にも良くいらっしゃったものです。
我が家が持参したのは開店祝いの花でした。
「滝沢種苗」の『はなこ』さん手造りの特製ユリの花籠です。
スベルべママは当然スベルべがお酒を飲み、自分が運転して帰る。
そんな風に考えていたらしいけれども、優しいスベルべは日頃の労をねぎらいスベルべママにお酒を勧める。
いえ、実はねいくら酔っても、スベルべママの運転で帰るのは怖かったと言うのが本音(笑)。
前菜のサラダを見て驚きました。
素材が何とほとんど我が家の野菜ではありませんか。
勿論、上品なドレッシングに味付けされた新鮮な味にもですけれど、
スベルべが作り続けている野菜がこんな風に使われるなんて、感激以外の言葉は有りません。
美味しい味に、次の一品が出ても、写真撮影を忘れてフォークを使う始末。しかも、肝心の料理の名前さえ。
これは鯛がメーンの魚料理で、皮がパリッと焼き上がりしかも中は柔らかさを残しています。
イべリコ豚と、フォワグラです。
手前はスベルべが作ったピンクのジャガイモ「ノーザンルビー」ですよ。
ほら、「ズワイガニのパスタ」ですよ。ソースも蟹の風味が生きています。
この辺りでスベルべママはワインの三回目のお代わりだったかな。
そして、酔いが回り朗らかになった同席の親娘三人のお客さんとしばしの歓談。
こちらのシェフを通して、我が家の野菜も口にされていらっしゃったとのお話に驚きます。
しかも、娘さんが我が家の野菜のファンでいらっしゃったなんて感激のお話でした。
最後は美味しいスイーツとコーヒーエスプレッソでしめて皆さんに別れを告げます。
素晴らしいフレンチの味と、美味しいワインとスベルべトーちゃんのサービスに喜ぶスベルべママを乗せ、
また曲がりくねった山道を、時折り頬に笑みを浮かべながら走るスベルべでした。