畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

越後三山初冠雪

2013-10-21 19:09:57 | 風景

 山の畑で隣の「タラの木畑」越しに見た越後三山です。
数日前になるのかな、冷え込んだ日に初雪が降り、山頂には白く雪が消え残っている。
上越の妙高山にも初冠雪が見られたと言うが、昨年よりも一週間早かったとか。


 秋晴れの空の下での仕事は気持ちが良い。
本当はいけない事だけれども、こんな気持ちの良い日にマックスはリードを外し自由にさせている。

 でも、子供と同じに目は離さず、見守る。
とことこと畑を離れ農道を歩き始めたマックスをそっと追う。
遠くの草が繁った農道に行き、再びとことこ歩いて帰って来る。


 呼んでも老いたマックスは聞こえないので、片手を大きく上げておいでおいでをする。
見つけたマックスは小走りに走り寄る。と、思ったらスベルべを通過して再び畑へと急いだ。


 夕暮れも迫り、スベルべ夫婦は畑仕事をやめて帰宅の途に就く。
軽トラの運転席のスベルべ夫婦の間には、何時も通りマックスが挟まって乗っている。

 夕日を浴びる越後三山が綺麗で軽トラを停めて窓越しに写真を一枚。
輝く三山の手前、沢を一本挟んだ向こうの平「牛ヶ首」の畑に誰が上げるのか焚火の煙。
のどかな秋の位置二日の終わり、やがて夕闇が迫ります。
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農天市場雨の一日

2013-10-21 04:13:34 | 暮らし

 昨日、日曜日の「農天市場」も朝早くから、雨の中での収穫作業から始まる。
大きく育つキャベツの向こうは「温海蕪」の畝。
そしてその向こうはるかに、収穫作業中のスベルべママの姿。マックスは軽トラの中です。


 先ずは、手の汚れないうちに葉物類を収穫します。
色々な葉物の中で、「赤リアスからし菜」と「レッドマスタード」の赤色が目立つ。


 最後に根菜類を収穫して山の畑での作業を終了。
尻尾を切り落としていないムラサキの大根が有るけれどこれは「赤辛味大根」です。
すり下ろして食べますが、猛烈な辛さのために区別しようと尻尾を残すのです。


 収穫してきた野菜は、家の車庫の前で水洗い。
この八時近くの時刻になると、近所のオジサンが来て洗うのを手伝った下さる。

 そして、その手伝いを良い事にスベルべ夫婦は遅い朝食となります。
食事を終えて、雨の合間にさつま芋を初め、ジャガイモなどの重いものを搬入。


 運び終えた頃から再び降り始めた雨は、それから夕刻まで止むことなく続く。
それでも、間断なくお客様がお見えになられます。
夕刻の閉店間際には、ユリの花も残り僅かになりました。


 写真には写っていなかったけれども、落ちる雨が焼き芋釜に当たり小さく弾けて湯気を上げる。
焼き芋釜も古くなったなー、耐熱塗料のグレーも蓋に僅かに名残を残すのみ。


 焼き芋釜の残り火も僅かで鎮火寸前。
午前中から火を入れ、夕刻までよく働いてくれました。

 昨日は、スベルべが名目上講師を務める番組「魚沼農業日記」を見られたのか、
いきなり「安納芋を下さい」なんてお客さんも見えられましたねー。

 土曜日は野菜の移動販売、言いかえれば「動く野菜屋さん」の若者に連絡。
「安納芋」をお譲りしましたが、品物を見て驚いておられました。

 市場には稀にしか出てこないし、出ても随分高値が付いていると言います。
スベルべの「安納芋」をみて、A級品ではあったけれども唸っていました。
市場の品物と互角の形状で価格は、市場の半額なのですから。

 しかも市場関係者は「安納芋」は個体差が大きくて甘くないのも有ると嘆いていたとか。
なーに、スベルべの「安納芋」はそんなこと有りゃしない。
鯛焼きでも無いけれど、尻尾の先まで甘いんですからね(笑)。
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