マックス！頑張れよ！（その２）

　まーとにかく、めでたしめでたし。これ位の食欲を見せてくれたならば一安心です。
この後、やはり一口目は嫌な顔をしたけれども、鶏のササ身も一片を口に押し込んだら続けて食べ始めました。


　ちなみに、左下の犬歯をご覧ください。先端が欠けています。
見えないけれども左上の犬歯など根元からぽっきり折れている。
これは若い時に、畑に続く急斜面の下から大きな石を咥えて来た際の後遺症です。


　どんどん、ガリガリと齧り、コーンまでたどり着く。
結局コーンの太い所は全部食べ、細い握り部分しか残しませんでした。


　満足そうに鼻の頭を舐めるマックス。
なんだか牛タン見たいで美味しそうでしょ(笑)。


　痩せても体重は１５キロ弱だと思われます。
でも、そんな体重の身体でソフトクリームほぼ一個なんてお腹を冷やさないかなー。


　でも、こんな流れから食欲を回復したのですから結果オーライですね。
この後、昨日の午後は山の畑で掘ったばかりの大きなさつま芋に齧りつく食欲を見せたマックスでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（続く）

　　今日１６日の夕方新潟放送テレビ「ＢＳＮ」でスベルべ夫婦の姿が見られるかもしれません。
　「農家と家庭を結ぶ野菜直販カフェ」というタイトルです。
　ケーブルテレビに顔を出すことを拒否するスベルべママも止むなく顔を出したけれども画面に出るかなー（笑）。

マックス！頑張れよ！（その１）

　マックスが大ピンチ。もうダメなのかなんて思わせました。
１０月１０日の季節はずれの暑さが老いたマックスにはこたえたようです。

　全く食事を受け付けず、体力を失って前足を折りたたむようにへたり込んでしまう。
スベルべママが実家に泊まった際は、夜になって軽トラの中で寄り添ったり、
夜中にも外に出たい様子を見て散歩に連れ出したりしていました。

　翌日はかかりつけの獣医に連れて行き、体温を測ったり血液検査をしても異常無し。
でも、念のためと抗生物質二種類と胃腸薬一種類を貰って帰りました。
スベルべママがふと気付き「アイスクリームはどうかな」と言うので買い与えるとようやく食べ始めた。


　でも、最初から積極的に食べるのではなくて、一口無理に口中に入れると食べ始める。
丸二日、いや三日ぶりだったかの朝の食事は、このハーゲンダッツのアイスクリーム。


　餌を食べないのだから投薬も大変。
左手で鼻の上を掴み、右手で口をこじ開けて口中深く喉元に押し込んで飲ませていました。


　ハーゲンダッツを食べ終わる頃はようやく人心地、いや犬心地がついた様子。
顔も身体痩せてほっそりと見えるほどになっていたけれど、久しぶりに食べた食べ物で一安心。


　美味しそう最後まで食べて最後は舐める。
あ、今思い出したけれども、これは食べ始めて二日目の朝食でした。
最初に食い付いたのは、「キャラメルアイス」と言う甘いバーアイスでした。


　そして、食べ始めて二日目の夕食はこのソフトクリーム。
ここまで来ると、最初の一口を口中に押し込まなくても自分から食い付いていました。


　舐めるだけでは無くて大口を開けてガブリと食い付き安心させます。


　お腹を冷やしすぎないかと心配したけれどもそんな心配も無用な様子。
ソフトクリームはコーンの上部まで齧り、握る細い部分を残すのみです。


　この頃から、やはり一口目は口に無理やり押し込むのだけれど味が分かると好物の鶏のササ身も食べ始めた。
でも、やせ衰えてしまった身体と力無くだらんと落とす尻尾。
そして、不安そうな目つきは病み上がりに向かいつつある症状を示しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（続く）