昨日は朝六時半に仕入れに来ると言う「越後の台所 すずきち」のマスターを、
夜が明ける五時半過ぎに山の畑にスベルべママ、マックスと行き、野菜を収穫しながら待つ。
すっかり元気を取り戻したマックスは元気いっぱい。
でも、元気一杯過ぎ、勢いで旧道へと姿を消してしまった。
近所のオジサンに携帯で「マックスが逃げちゃった、すみませーん」と連絡。
間も無く、オジサンから「マックスただいま到着~」と連絡が有り、一安心して仕事に励みました。
八月末から播き続けた野菜の種がその後50日近くの日がらの経過に大きく成長。
でも、惜しい事に左に見える「野沢菜」は先日の台風26号の風で大分折れちゃいました。
一畝の大根を間引いただけでこんな山のような大根の間引き菜。
外葉をむしり取り、小さな大根も切り落とし両方とも美味しい食材になります。
山で、下拵えをした野菜は帰宅して車庫の前で水洗い。
ニンジンの上の鮮やかな色の品物は大根三種類。
「赤大根」「紅化粧」「紅くるり」で鮮やかな色彩が料理を華やかにすることでしょう。
こちらはニンジン、ゴボウなどの根菜類。
下の大根は小型の「春京赤水長大根」です。
ほら、山で小山のようになっていた間引き大根も葉と大根を切り離して洗うとこんな風。
この小さな大根も、醤油と味醂を足した漬け汁に漬けると二時間足らずで美味しい和製ピクルスに変身。
蕪にミニチンゲン菜。
収穫済みでしまってあるさつま芋も出荷。
写っていないけれども、この他に数え切れないほどのサラダ材料の葉物やラディッシュが有ります。
このさつま芋はムラサキの「パープルスイートロード」です。
実は我が家の栽培量は少なくて「滝沢種苗」さんから仕入れたものです。
さて、こんな30種類を超える野菜の山を前に「すずきち」さんと我が家の価格交渉。
「さつま芋はもう少し下がっていますよ」「ヨシッ、それでは今回から下げましょう」
「ねー、このリアスからし菜って大束だから150円?」とスベルべママ。
わーわーと賑やかに、しかも時間を気にしながらの価格交渉はさながら市場のよう。
前にケーブルテレビの収録で「下手な市場よりも沢山の種類が有ります」とマスターが答えていたっけ。
正に仕入れ日の朝は、我が家の車庫は野菜市場ですね。