
さて、山の畑でさつま芋を掘った時の事。
マックスは掘ってお日様で乾燥中のさつま芋の見張り役。

一汗かき、シャツを一枚脱いだついでに休憩とばかりに柿の木の下へ。
柿は熟れて食べごろを迎え、熟しつつある色が秋空の青に映えます。

マックスはこの柿の実が大好きで、時折り柿の木の下に行っては上を見上げている。
「美味しそうだなー、落ちてこないかなー」なんてね。
もぎ取って一つ上げると早速齧り着きます。
マックスも若かった時は、自分で立ちあがり背伸びをして下枝の柿を咥えて採っていました。

固い柿も好きなんだけれど、熟し始めた柔らかな柿の実も大好き。
食欲旺盛、健康優良児のマックスは生の大根さえ美味しそうに齧り着きますよ。

この柿の木は上の娘の誕生記念に植えたように覚えている。
いつの間にか大きく育ち、身を付けるようにはなったが、柿の種類名前は忘れてしまった。

枝に拠って甘いところと、渋い所ところが混在するスベルべと同じに出鱈目な柿です。
でも、カラスを初めとする鳥類や、ムジナ、タヌキなどの動物たちの初冬の大切な食べ物でも有ります。
いつの間にかこんな風に柿も熟して、朝晩は寒い晩秋の気配が漂うこの頃です。