畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

一株千両!一畝万両!

2013-10-08 21:05:16 | 野菜

 「安納芋」の出来栄え、出来具合が中々良い。
スベルべトーちゃんの手袋は、ま、人よりも小振りの可愛いものだけれども、それでも結構大きい。


 10月に入り、好天が続き土も程良く乾いている。
人力、腕一本で黙々と掘るのだけれども、大きなサイズに嬉しくて思わず声が漏れる。
「カーちゃん、こりゃ一株千両、1,000円くらいにはなるぞ」なんて大喜び。


 「ほりゃ、どうだ」思わず威張るトーちゃんの声にも、カーちゃんはあくまでも冷静。
「また、獲らぬ狸のなんとやらでしょ」なんて小憎らしく呟く。


 「こりゃ、一株1,000円、一畝だったら10,000円は下らないぞ」と興奮気味のスベルべトーちゃん。
でもね、カーちゃんの言葉も残念ながら真実も含んでいましてねー、良い株だけじゃないんですよ。


 ほらね、これが昨日の大収穫の畝の収穫量。
いや、合計ではもう少しありましたよ、そう、一畝でコンテナが二つ、40キロは有ったかなー。

 思わずニンマリと収穫高を暗算するスベルべトーちゃんでしたが・・・・・・。
昨日の午後、僅かな時間を工面して、期待に高鳴る胸で一畝掘った「安納芋」でした。

 でもね、残念なんと隣の畝は昨日の半分にも及ばない量だったのですよ。
「難しいねー」「分からないよねー」ってふたりで少し肩を落とすスベルべ夫婦で有りました。

 ま、本当に畑の百姓って難しい仕事ですねー。
あーでも無い、こうでも無いと、悩んでいるうちにいつの間にかジエンドになっちゃいそう(大笑)。
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「そこそこそこーっ」と妻が言う

2013-10-08 05:27:32 | 自然

 「そこそこそこーっ」と下からスベルべママは叱咤激励、指示の連発。
そんな事、言われたって園芸用の高い三脚の上では高枝伐りを使うのも思うに任せない。


 そう、これは杉の木の高い梢に巻き付いた「ツルウメモドキ」を採るスベルべ青年の姿(笑)。
青年と言うには、やや背中が丸まって足元もおぼつかないスタイル。

 そして、木の間越しに見え隠れする「ツルウメモドキ」は逆光気味の太陽光線で中々見えない。
そこで、スベルべママが「そこそこそこーっ」なんて下から叫ぶって訳。

 おいおい、知らない人が聞いたら、あの百姓夫婦明るいうちから何やってんだなんて思うかな。
いやそんな事ないか、謹厳実直、働き者として知られるスベルべ夫婦だもの(大笑)。


 さて、玄関ホールの「ツルウメモドキ」です。
一日経ったら外皮が割れて、真っ赤な実が顔を覗かせましたよ。


 朝日に照らされて、赤く輝きます。


 うーん、秋を実感させてくれる赤。
季節の移り変わりを現しています。


 玄関ホールの上で、これから来年の秋までお客様を出迎えてくれます。
今朝は、「越後の台所 すずきち」さんと13日にオープンする「エスポワール」のマスター二人が、
朝は、6時から山の畑に仕入れに来られました。

 終わって9時からは魚沼ケーブルテレビの「魚沼農業日記」の収録。
いやはや今日も一日朝からてんてこ舞いの一日がスタート。
私たち自身玄関の上を見上げる間も無いような暮らしですが、もう少し余裕を持ちたいものですね。
コメント (2)
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