「安納芋」の出来栄え、出来具合が中々良い。
スベルべトーちゃんの手袋は、ま、人よりも小振りの可愛いものだけれども、それでも結構大きい。
10月に入り、好天が続き土も程良く乾いている。
人力、腕一本で黙々と掘るのだけれども、大きなサイズに嬉しくて思わず声が漏れる。
「カーちゃん、こりゃ一株千両、1,000円くらいにはなるぞ」なんて大喜び。
「ほりゃ、どうだ」思わず威張るトーちゃんの声にも、カーちゃんはあくまでも冷静。
「また、獲らぬ狸のなんとやらでしょ」なんて小憎らしく呟く。
「こりゃ、一株1,000円、一畝だったら10,000円は下らないぞ」と興奮気味のスベルべトーちゃん。
でもね、カーちゃんの言葉も残念ながら真実も含んでいましてねー、良い株だけじゃないんですよ。
ほらね、これが昨日の大収穫の畝の収穫量。
いや、合計ではもう少しありましたよ、そう、一畝でコンテナが二つ、40キロは有ったかなー。
思わずニンマリと収穫高を暗算するスベルべトーちゃんでしたが・・・・・・。
昨日の午後、僅かな時間を工面して、期待に高鳴る胸で一畝掘った「安納芋」でした。
でもね、残念なんと隣の畝は昨日の半分にも及ばない量だったのですよ。
「難しいねー」「分からないよねー」ってふたりで少し肩を落とすスベルべ夫婦で有りました。
ま、本当に畑の百姓って難しい仕事ですねー。
あーでも無い、こうでも無いと、悩んでいるうちにいつの間にかジエンドになっちゃいそう(大笑)。