畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

感激の一日(その3)

2013-10-29 19:36:17 | 食べ物

 うーん、これは『柿と胡瓜、トマトのセヴィーチェ』です。
こりゃ、日本酒で合わせならば吟醸酒かなー、なんて呟いていると・・・・。

 なんと、視線の端に入って来たのは地元の酒蔵「玉川酒造」の会長さんの姿ー。
やーやーやー、なんてどういう訳か固い握手のスベルべと会長です。


 これは『美雪鱒のパンフライ 玄米サルサ』ですよ。
これもまた合わせるならば純米吟醸酒かなー。


 会長がおもむろに取り出したる一本は何と『幻の古代酒』なんてラベルの一本。
六年も寝かせた、いわゆる「濁り酒」別名「どぶろく」とも言うけれども、上澄みの黄ばんだ色から、
最下層に沈んだ材料のの米粒の見えるところまで、正に垂涎物そのものです。


 そして、こんな一本も封切されます。
「横山料理長、最初に飲んで頂き感想を一言」なんて進行役が言われましたが、
ゴメンナサイ、横山料理長、スベルべめが事前に「お毒味」させていただいておりましたです。


 進行にお手伝い頂き、酒の味見までさせられても『横山料理長』は淡々とメニューを消化されます。
講習会のメニュー本に無かった品も一・二品とよどみなくお作りになります。


 「わー、残念私自動車なのー」なんて声に「スベルべが試飲もうしつかまつりす」なんて調子良いスベルべでした。
先日の『エスポワール』の開店に招待された際はスベルべママにワインを任せ運転手役に徹したスベルべ。
この時とばかりに、スベルべママに目配せをして存分に銘酒のお毒味でした(笑)。

                       (続く)

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感激の一日(その2)

2013-10-29 05:20:43 | 食べ物

 材料納品の際に世話役さんから「一時半から講習会開始だけれどもスベルべさんも来ない?」なんて誘われます。
パートから帰ったスベルべママに話をすると大乗り気。
午前中の納品の後には、再度山の畑に行き、ネギの収穫とさつま芋掘りをして置いたままで気になる。

 講習会終了後に山の畑に回収に行ったら良いと覚悟を決めて夫婦で会場へと急ぎます。
途中からの参加で、恐る恐る講習会場に入ると、すでに料理は始まっています。


 綺麗にカットされた白菜ロール。
スベルべは調理に使われる道具にも視線が走ります。


 これは、『トリュフとチャイニーズキャベツのステーキ』の実演。
そうか、白菜の事を「チャイニーズキャベツ」って言うんだな。


 しっかりとロールした白菜を5センチほどにカットして焼きあげ、
トリュフをスライスして乗せて、さらにその上に糸とうがらしをトッピング。


 こちらは、製作中の『Peru風ポテトサラダ』です。
ベースのイエローパンカで色づけされたジャガイモはスベルべ自慢の「十勝こがね」でした。


 『Peru風ポテトサラダ』の完成です。
周りにはこれもスベルべの畑産のリアスからし菜や、紫ニンジンのスライスが。
そうかー、紫ニンジンもこんな風にスライスして使うと緑に映えますねー。


 こちらのサラダもほぼスベルべの畑で採れた野菜で構成されています。


 うーん、どちら側から見ても美味しそうですねー。
今回の講師『NOBU tokyo』の横山料理長は、
参加者の質問に気さくに応じられ、お答えしながらも無駄のない手さばきで料理を作られます。

 店名と、料理長という地位からもっといかめしく構えた方だと緊張して入った講習会でした。
しかし、気さくなお人柄と風貌に優しく丁寧な受け答え。
うーん、さすがに一流の方は受け答え、姿に優しさの中にも人格を感じさせて下さいます。

                       (続く)

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感激の一日

2013-10-29 04:55:03 | 野菜

 昨日も朝から大忙し!スベルべママは午前中パートで不在になる。
一人で薄暗い中をマックスを連れて山の畑に急ぎ、野菜の収穫。

 「越後の台所 すずきち」さんの仕入れの日と、NOBU TOKYO」の料理講習の材料調達が重なった朝でした。
マックスを遊ばせながら、畑を走り回るように収穫して帰宅し、すぐに洗う。
これは葉物類で上からレッドマスタード、グリーンチコリ、リアスからし菜、赤リアスからし菜、壬生菜、千筋京水菜など。


 甘くて美味しい、「アスパラ菜」洒落た別名「オータムポエム」も旬を迎えています。


 大根類も五種類。え?四種類しか見えない?
いえ、ちゃんと五種類ですよ。白い大根が「耐病総太り」と「英才」の二種類なんですから。
それと、「赤大根」「紅くるり」「北京紅芯大根」と勢ぞろいなのです。


 この白い大根二種類は片方の尻尾を切って区別しています。
雪には降ってもらいたくないけれど、でも、雪に会わせた「雪の下大根」が食べたいなー。


 左の少し紫がかった短い大根が「赤大根」そして、右の赤い小さな物が「紅くるり」、
左の真ん中に五つまとまっているのが「北京紅芯大根」です。

 以上の写真が「すずきち」さん用で、この他に里芋などが持ち帰り、仕入れ材料として加わりました。
そして、写真は撮れなかったけれども、NOBU TOKYO」用の野菜が揃います。

 さて、ジャガイモの裏越しを急ぐため、料理講習会の材料は九時半が持ち込みの指定時刻。
「すずきち」さんを見送って、大急ぎで料理講習会の会場へと急いだのでした。
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