畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山の畑でティータイム

2013-10-22 20:40:29 | 暮らし

 山の畑でケーブルテレビの番組収録を終えて休憩、一服です。
畑の間の通路に簡易テーブルを組み立ててお茶タイム。


 ケーブルテレビの番組「魚沼農業日記」でお披露した簡便な料理がメーンかな。
その料理とは「間引き大根の醤油漬け」です。


 こんな風に間引き大根の皮をピーラーで引き、太い部分は四つ割、細い部分は二つ割に切る。
テレビの収録では、緊張から手が震え包丁で怪我をする人も多いと聞きます。
スベルべの場合、不断よりも多少不揃いになりましたが、手は切りませんでしたよ(笑)。


 そして、切って下拵えをした間引き大根を、醤油と味醂を半々に割った漬け汁に入れるだけ。
こんな、簡単な料理とも言えないような料理なのに、一時間余りで驚きの美味しさに。


 そして、一服お茶タイムの主役はこの焼き芋です。
スベルべが時間を見計らって焼き芋釜に仕込み、じっくり焼いた焼き芋は不味かろう筈もなし。
お、ぺティナイフはスベルべのマイ包丁KR印の相棒ですよ。


 ケーブルテレビの収録と、長岡のレストラン「アシェット」のスタッフご夫妻のご訪問が重なり、
皆さんには慌ただしい思いをさせてしまったと反省しています。

 一時の重篤な状態を脱した老犬マックスも元気一杯、食欲一杯。
焼き芋の美味しい香りに落ち着かず、皆さんにおこぼれをねだっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の虫二題

2013-10-22 05:08:10 | 自然

 昨日の御昼前の山の畑で見た秋空。
秋らしい雲が空一面に広がっていました。


 畑も空きの最盛期を迎え、そろそろ大根が最盛期になりそうです。
早朝から「すずきち」さんの仕入れにお付き合いして、山の畑に行ったので、
午前中の作業時間が短くてスベルべ夫婦は時間を惜しんで12時過ぎまで働く。


 遅く播いた大根の間引きをしていると、隣の緑のマルチを張った畝でカマキリを見つけた。
食事中と見え、大きなアオムシを鎌のような前足で挟み、邪魔をするなと睨みつけている。


 スベルべの山の畑は農薬を極力使わない(今年は初播きの大根の一部のみ)昆虫たちの天国。
アブラナ科の野菜を好む、モンシロチョウの幼虫「アオムシ」にも天国のようです。

 そして、それを捕まえて食べるカマキリにも天国。食物連鎖が繰り広げられている畑です。
そう言えば最近何人かのお客さんに不思議そうに声を掛けられています。
「お宅の野菜は、不思議な事に何時までも傷まないのね」なんて。

 堆肥を主体に化学肥料は控え、農薬による消毒も夏の暑さが残る初期の種蒔きだけ。
こんな栽培方法が、野菜たちに活力、生命力を与えてくれているのかもしれません。


 さて、我が家の玄関にもこんな昆虫がいます。
でも、ほらよく見ると本物では無くて「カヤ」を細工した作り物の虫。


 斑入りの「カヤ」を使っていますが見事なできです。
毎年、この時期になると隣町の川口温泉のフロントに飾られています。


 何年見ても驚きの細工で、先日も夕食の後、上の娘を伴って温泉に行き眺めていました。
すると、スベルべママにフロントの男性が「進呈しますよ」と声を掛けて下さったとか。

 毎年、この時期に二週間に一度ほどの頻度で、老人が細工をして飾って帰られるのだとか。
翌日は温泉の休館日で、しかもその老人が翌日には見えられ新しくする予定だと下さったのです。
世の中には、折り紙もそうだけれども、風流なしかも手利きの方がいらっしゃるものですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする