水曜日は小学校の臨時の先生になった。
先日のバドミントン指導の最終日に一年生の担任から、
「子供たちが収穫したさつま芋を焼いて頂けますか」と聞かれ、「お安いご用」とばかりに引き受けたのです。
軽トラに焼き芋の釜と、薪を積んでスベルべママとえっちらおっちら出掛けたのです。
校舎とグランドの間に焼き芋の釜を設置します。
最初に「はい、スベルべ先生にみんなで御挨拶」と言う先生の指示で、
「スベルべ先生!よろしくお願いしま~す!」なんて挨拶され、てれながらも訓示するスベルべです。
もう子供たちは大興奮の態。
担任の先生が焼き芋の話をされてからみんなが楽しみにしていたらしい。
駆け寄った途端に「美味しそうな匂い~!」なんて口々に言ったけれどもそれは薪の燃える匂い。
そうですよね、薪、焚き木の燃える匂い、煙の匂いなんて無縁の現代の生活ですからね。
先日のケーブルテレビ「魚沼農業日記」収録の際に話題となり、この光景も収録の対象に。
「焼き芋」「テレビ出演」と子供達には十分すぎるほどの興奮の日になったようです。
釜に芋を並べたところを見せると、もうたまりません。
「美味しそう、早く食べたいなー」なんて正直で素直な一年生たち。
スベルべは一度帰宅して、手動薪割り機「与作」まで持参して公開。
釜の蓋を取って、焼き具合をチェックするスベルべママ。
「ほら、余り近づくとやけどをするし、お洋服も溶けちゃうよ、この線の外側に」
と言う、先生が釜の周りに線を引くと子供達は素直に指示に従い離れます。
(続く)