畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

焼き芋先生~(その1)

2013-12-06 12:47:42 | 暮らし

 水曜日は小学校の臨時の先生になった。

先日のバドミントン指導の最終日に一年生の担任から、
「子供たちが収穫したさつま芋を焼いて頂けますか」と聞かれ、「お安いご用」とばかりに引き受けたのです。

軽トラに焼き芋の釜と、薪を積んでスベルべママとえっちらおっちら出掛けたのです。


 校舎とグランドの間に焼き芋の釜を設置します。
最初に「はい、スベルべ先生にみんなで御挨拶」と言う先生の指示で、
「スベルべ先生!よろしくお願いしま~す!」なんて挨拶され、てれながらも訓示するスベルべです。


 もう子供たちは大興奮の態。
担任の先生が焼き芋の話をされてからみんなが楽しみにしていたらしい。

 駆け寄った途端に「美味しそうな匂い~!」なんて口々に言ったけれどもそれは薪の燃える匂い。
そうですよね、薪、焚き木の燃える匂い、煙の匂いなんて無縁の現代の生活ですからね。


 先日のケーブルテレビ「魚沼農業日記」収録の際に話題となり、この光景も収録の対象に。
「焼き芋」「テレビ出演」と子供達には十分すぎるほどの興奮の日になったようです。


 釜に芋を並べたところを見せると、もうたまりません。
「美味しそう、早く食べたいなー」なんて正直で素直な一年生たち。


 スベルべは一度帰宅して、手動薪割り機「与作」まで持参して公開。
 釜の蓋を取って、焼き具合をチェックするスベルべママ。


 「ほら、余り近づくとやけどをするし、お洋服も溶けちゃうよ、この線の外側に」
と言う、先生が釜の周りに線を引くと子供達は素直に指示に従い離れます。

                         (続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝採り秋野菜

2013-12-06 04:32:47 | 野菜

 薄らと雪の見える下権現堂山を見ながら山道を軽トラで下ります。
運転席では散歩を終えたマックスがトーちゃんとカーちゃんの間で満足そう。


 収穫した野菜は、土の乾かぬうちに水洗い。
ターツァイにもミニチンゲン菜にもまだ霜の名残りが見えます。


 おや、大根に付いた土は少し乾き気味。はやく洗わなくては。
この大根は一度、20センチを超える降雪に見舞われた甘くて美味しい「雪の下大根」。


 これも雪に押されて潰れていた葉物野菜たち。
雪が溶けたら顔を擡げた左から、赤リアスからし菜、レタス類とルッコラなど。


 大きな桶に水を張りかけ流しにしながら洗った大根類。
真っ赤な紅化粧大根、真っ白な大根「英才」の対比が際立ちます。

 左下の「紅くるり」も仲間で真っ赤でビーツの代用になると言う言葉も本当だったなー。
そして、小さな丸い「北京紅芯大根」も輪切りにした、その優しい、赤とパリパリ感で、プロの間にも好評。
こうして、綺麗になった野菜たちを見ると、山で寒さに凍えた手も、そして心も暖かくなってくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする