雪の山の畑に朝日が射し始めた。
太陽は越後駒ケ岳の東、荒沢岳付近から顔を覗かせ始めている。
朝日を浴びて野菜の収穫に励むスベルべママ。
こんな朝は放射冷却現象で冷え込み、手の先は詰め芽たくてすぐに感覚を失ってしまう。
もう、そろそろ山の畑の野菜も収穫を終わります。
悔いの残らぬよう、雪を取り除いては野菜のサイズを確認する。
ひとしきり走りまわったマックスも疲れたのか、動かない。
益々陽は昇る。
さて、この雪は根雪になるのかなー。
本格的な降雪シーズンに入るとこの山の畑は2メートルを超える雪に覆われる。
秋の天候が思わしくなくて、キャベツも白菜も完全な成熟に至らないものが多かった。
でも、こうして雪の中から掘り出した、キャベツを初めとする葉物野菜も甘さが載って美味しい。
貴重品の「アスパラ菜」が雪の中から黄色の花を見せている。
元々甘い野菜が、雪を浴びて信じられないほどの甘さになっている。
一昨日は来年の春に備えて「融雪促進剤」を購入し山の畑に運んだ。
今年の春先に、「融雪促進剤」の運搬に骨折ったために、事前に山の畑に運んでおくのです。
「融雪促進剤」を購入したJAにせがんで木製のパレットを貰った。
そのパレットを柿の木の下に置いて、「融雪促進剤」の袋を並べ、ビニールで覆いをした。
これで、来春は見失うことなく掘り出すことが出来るでしょう。いよいよ山の畑にさようならです。