畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

農天市場とイチカラ畑の収穫祭

2013-12-15 19:42:11 | 食べ物

 さてさて、家まで迎えに来てくれたイチカラ畑のメンバーの運転する車で会場に到着。
会場はメンバーの一人である、元、今もかな、元気な大工さんの事務所兼作業場。


 臨時に設えた宴会場も、こりゃまた一つの風情ってもの。
酒に焼酎にビールとなんでも有りの準備万端の・・・・・、ま一つの酒場かな(笑)。


 微妙なバランスにみんなが大笑いしたけれども、そのバランスの頂点は天麩羅。
スベルべ家の掻き揚げと、舞茸の天麩羅も山の如し。


 さー、メンバーが揃ったぞ。
先ずはリーダーの挨拶で乾杯。それぞれが遠い位置まで手を伸ばしてカップをぶつける。
弾ける笑顔と大きな笑い声です。


 しばらく談笑と酒の時間が進んだ。
「そろそろ良いかな」の声に姿を消したメンバーが棟梁の母屋から茹で立ての蕎麦を運んできます。


 この右の、田舎蕎麦とでも言おうか、引きぐるみの蕎麦が香り高く秀逸。
いや、二番粉を使った左の蕎麦も負けずに香り高く、凛とした味です。

 おしゃべりのスベルべもこの時ばかりは無口な男に変身。
「うーん」と呟きながらひたすらそばを食べるのみ。


 次々と、打ち手の違う蕎麦が登場。ほら、右側の太い蕎麦はイチカラ畑の事務担当女性の作品ですよ。
「うーん、やはり食べ物って作る人の性格、個性が現れるね」なんて生意気なスベルべの発言

 件の女性には「ねーねー、私の蕎麦は?」なんて聞かれる。
「うーん、論評は差し控えさせていただきます」なんてスベルべの発言にみんなが大笑い。


 「スベルべさんも打ちますか?」なんて進言されたけれど「うーん、遠慮しておこう」と返すスベルべ。
だって、「わー、この蕎麦ってスベルべさんの性格どおり!」なんて言われたら怖いじゃないですか(大笑)。

 楽しい宴はえんえんと続き、酔いに酔ったけれど僅かに残った理性で判断。
「カーちゃん、そろそろお暇しようか」と耳元で囁き、タクシーを呼んで盛大に見送られ帰宅の途に就いたのでした。
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イチカラ畑と農天市場の収穫祭

2013-12-15 08:01:42 | 山菜

 昨日はイチカラ畑のメンバーに誘われていた収穫祭に参加した。
「収穫祭」と銘打っても実は一種のイベントで、新蕎麦と焼き芋を同時に販売しようと言う目論見。

 キッチンカーの新蕎麦は熱源もガスで準備も簡単だけれども焼き芋の熱源は薪だから時間がかかる。
彼らよりも一足早く会場入りし、オープンの10時の一時間前には薪に火を付けた。


 大雪注意報が出ていて夕方までの24時間で5~60センチの降雪予報の中での強行。
でも、天は我々に幸いし風も弱く、なんと暖かな日差しさえ恵んでくれた。釜の火も順調に燃え上がる。


 我が家は一家総動員でマックスも軽トラで同行。
スベルべママはさつま芋を満載した乗用車と言う事で自動車も総動員。


 さて、準備万端整い、後はお客さんのお越しを待つのみ。


 ピカピカのキッチンカー「イチカラ畑号」も準備OK。


 11時を過ぎるころには、行列ができるほどの賑わいです。


 小さなお子様連れのお客さんも「この子人生の初蕎麦です」なんて。
その赤ちゃんは、なんと新蕎麦を美味しそうに「チュルチュルー」ついでに焼き芋も「パクン」。


 匂いに気付いたのか、軽トラの中でマックスが「ワンワン僕にもー」なんて催促。
おやつにと焼き芋を上げると、平らげて鼻をペロリン。


 10時から15時までと予定していた収穫祭と銘打ったイベントも無事終了。
来た時と同じに軽トラにまだ熱い焼き芋釜を積み込んで、二台編成の焼き芋号は帰宅の途へ。

 さて、次はお楽しみの反省会。
夕方の五時からの開催でしたが「スベルべさんお迎えにあがりましょうか」なんて嬉しい言葉。

 「なんだか私たちって威張っているね」なんて言うスベルべママに、
「そりゃ仕方ないさ、イチカラ畑の種を播いたのはスベルべ何だから」なんて言うスベルべでした。
反省会の模様は次にまたアップしましょう。蕎麦好きの皆さんはお待ち下さいよー。
コメント (4)
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