冬季のパート、駅ホーム除雪がスタート。
20日からの仕事開始まで、幸いな事に大雪は無し。
但し、二回当局と打ち合わせの上、出動しホームの除雪をしています。
今年の天候の長期予報、三カ月予報は大雪模様と出ている。
でも、民間観測者の「カマキリの産んだ卵の位置」からの予報は見当もつかない。
例年よりも随分低く、大根の葉茎にまで産卵した奴が居ましたからねー。
新潟方面を眺めます。
予報通りの降積雪だったら、向こう下りホームの駅名票をはるかに超える雪になるはず。
こちらは東京方です。
左、上りホームの東京方なんて雪の壁で電車が半分見えなくなっちゃいますものね。
向こうに見える、黒い溝は下り線の「軌間内消雪」でレールとレールの間の雪を地下水で溶かす。
その手前は「線間消雪」と呼ばれる、上下線間の雪を溶かすために地下水を流す溝。
最後、手前は上り線の「軌間内消雪」で、このように雪国の線路は守られています。
それじゃ、線路の全てをこんな風に消雪設備を施したら大雪の冬も何の支障も無く運行できるはず。
でもね、線路全線をこんな設備でカバーしようとしたら設備投資もさることながら地下水の枯渇も考えられます。
とまれ、いわゆる裏日本日本海側は大きなハンディを背負っていますね。
以前、そんなところに住むやつは馬鹿で表日本、太平洋岸に集中して暮らしたら良い。
なーんて、乱暴な意見のブログが有って袋だたきに有っていました。
人は、生まれるところも生まれる時代も選ばれずに生まれて来て、運命に従い生きています。
かと言って、環境良好で暮らし易い所の人間だけで世の中が構成されるばかりでは無いですからね。
裏と表、上と下、過去と未来・・・・・世の中は表裏が有ってこそ成り立っていると思うのです。
と、山の会の忘年会で酔っ払って帰って来た、ぐうたらの酒呑み飲兵衛オヤジは夢うつつに思うのでした。