
涼しい、いや肌寒いような秋の風に反応しクレソンが大成長。
地表、いや水上に顔を出した部分もグンと伸びて立派な姿に。

クレソンの栽培は何年越しのスベルべの夢でも有りました。
スベルべママの実家には、雪解け水で「山女」さえ迷い込む冷たい沢水が流れ込む。

その沢水が流れ込む、消雪用の小さな池にクレソンが生えて驚いたのは数年前。
さて、こんな事をするのはスベルべを差し置いて居る筈が無いと思ったけれど、
店で食用に買った「クレソン」を密かに植え付けたのはスベルべの話しをおとなしく聞いていた娘の仕業だった。

それから数年経ち、事情が変わり例の農水省の愚策「減反政策」のおこぼれを頂戴し水田の一部を借用できる事になった。
春先の乾いた水田に、堆肥を入れて義兄に耕運機で耕してもらい、水を張ってクレソンの苗を植えたのでした。

農水省、お役所が呼ぶところのいわゆる「中山間地」の転作田にもこんな利用方法が有るのです。
初夏には、市の農政課、県の農業改良普及センター、JA、そして地方新聞を「ジュンベリー」の栽培結果を見て頂いた。
でもね、今回は内緒にしようかなんてなんて思っています。商売敵を増やすだけですからね(笑)。
ま、こうしてアップするスベルべの記事が気になった方には何時でも案内してお見せしますけれどもね。
今朝は100グラムパックにして8スベルべAコープに出荷してきました。
夕方久しぶりに知り合いの女性から携帯に着信があり、驚きましたが、
「2パック有ったから全部買わせて頂きました」との嬉しい連絡でした。
生で食べると、ちょっぴり辛く、軽く茹ででワサビマヨネーズ、そして軽く炒めて食べても美味しい。
微量栄養素もたっぷり含んだ、健康野菜ですから、もっと皆さんに知って頂き、そして食べて頂きたいものです。