中央で行く手を指差すガイド役の大先輩。
左の青いリュックがスベルべママです。
カモシカが歓迎してくれました。
早春の「鬼ヶ面」を歩く(その3)
七十歳近い御年と思うが、平らなペースの見事な歩き方である。
休憩時間に山頂を望みながら、興味深いお話をする。
昔、この地域に途方も無く大きな鷲が住み着いていたそうである。
猟師がいくら狙っても射止めることは出来なかった。
収容されたその鷲の巨大さに人々は息を呑んだ。
なんと片方の羽だけを広げても、大人が両手を広げた幅より大きかったと言う。
そんな伝説的な話が似合うような山塊である。
登りながら振り向くと、守門岳が朝日を浴びて輝いている。
守門岳に発生すると言う、日本一と言われる、大雪庇もいつかは見たいものだと思う。