昼間、ゴトンと郵便受けに何かを入れる音が聞こえた。
「やったー、届いたぞー!」なんて心が弾む音に聞こえるのはスベルべのみ。
あえて、スベルべカーちゃんには話していないけれども、これは種子が届いた音に違い無い。
何気ない、素っ気ない態度で郵便受けを開けると、来てます、来てます。
先ずはこれ「アグレッティ」って皆さんご存知?
「ローマっ子は市場でこれを目にすると春が来たんだなー・・・と思うくらい春を告げる高級野菜」
なんて、説明の特徴を聞くと、やはり作りたくなりません?
種袋の表を見ても読み取れないけれどもこれは「ガーリックチャイブ」と言う名前だと言います。
「チャイブ」でね、しかもガーリック、ニンニク風味なんて言われたらやはり作ってみたいなー。
これは珍しくも無いかもしれないけれど、小葉のバジルです。
葉の形のまま、料理に散らして使ったら最高ですよ。これは昨年も作ったものです。
これも昨年も作った「紫バジル」です。
もう、普通のバジルなんて珍しくも何も無い存在になりましたからね。
ほら、これは種屋の孝行息子のようなスベルべが、またまた飛びついた「食用ホウズキ」。
今までも作っていましたが、これは今までのように大木になり添え木が居るようなものでは無い。
平たく、地面に這うように出来るなんて、これまた憎い宣伝文句。
でもね、この種袋は空では無いかと思うような軽さ!
生産地はイギリスと有り、15粒入りでなんとお値段はお買い得な756円!
もう、目に入れても痛くも無いような小粒の種が一粒50円!
で、高価過ぎて申し訳ないと思ったかどうかは別としておまけの小袋が二つ。
うーん、二種類とも今までに作った事が有るなー。
物好き、変人のスベルべを驚かすには、ちと平凡過ぎるおまけのようです。
こうして、まだ雪の深い魚沼の地でスベルべの農業は順調に滑り出しています。
と、言えば聞こえは良いのですけれどもねー。
なーに、また畑仕事の忙しさ、夫婦喧嘩の種を仕入れたようなものですけれどもね(大笑)。