夫婦二人だけの暮らしになって何年になるのかなー。
最近は、食事の内容も年寄りじみて来ましたねー。
「えー、またー?」なんて言われながらも少し間をおくと作るスベルべトーちゃんの大根煮。
しかも、「ブリ大根」などでは無くて、あっさりとした「鮭」のアラを使ったものが好みになって来た。
でもねー、手前味噌ながらもこれがね、美味しいのよー、特に大根がねー。
これは、スベルべママが唯一、スベルべの母に習ったと言う大根料理。
母は私たちが結婚して間も無く、三ケ月で病を得、闘病生活を送る事となった。
料理が好きで、当時始まったばかりの「食生活推進委員」活動にも参加し、目新しいメニューもこなした。
そんな、母の料理を満足に教えてもらう事も無いままに、五年後に母は無くなってしまった。
何時習ったのか、これは母が伝授したと言う「大根の煮なます」です。
割り入れた「煮干し」がポイントでしょうか、あっさりとした口中を洗うような美味しさです。
どなたが置いたのか、内玄関の上がりがまちに置いてあった「ウルイ」の酢の物。
合わせたコンニャクはスベルべママの手製です。もちろん、コンニャク芋からの製品ですよ。
野菜の天麩羅にはなんと「蕗の薹」が有ります。
実は、JAの写真コンクールの商品に入ってい栽培物の「蕗の薹」なのです。
昨年は出品したユリの写真が最優秀賞になり、今回は少し応募しにくかったですね。
それだけ、自信のある作品も無かったのだけれども「とうやの花」と言うジャガイモの花の写真が入賞でした。
スベルべが気まぐれに買い求めてきた「根若芽」を茹でたものです。
写真には無いけれど、この野菜御馳走と佐渡産ブリの「ブリかまの焼き物」でオカズは以上。
こんな簡単で粗末な素材の御馳走でも、最近は美味しくて仕方ない。
二人で、「美味しいなー」「美味しいねー」と言いながら酒を飲み交わす毎日です。
あ、思い出した、「高菜炒め」も有ったけれども写真が不鮮明でカット。
いずれにせよ、自分たちで作った野菜を中心としたメニューに飽かず舌鼓を打つ毎日です。
今朝は休みと言う事も有り、珍しく7時近くまで寝てしまいました。
朝方2時過ぎにマックスの鳴き声で起こされ、しばらく散歩して身体を冷やし、それからの眠りが深かった。
「マックスや、こんな夜なかに散歩するのは泥棒さんだけだぞ」なんて呟きながらの深夜の散歩だったのです。