ほら、珍しく晴れ渡っていますよ。
それでは、屋根の雪でも下ろしましょうか。
ほらほら、なかなか手ごわい雪ですよ。
うーん、1メートル近くは有りますねー。
周りの風景が低く見え、向こうに相棒の後ろ姿が見えます。
雪国魚沼の家も雪に対する備えが出来て、屋根に上がらなければならない家は少ない。
ステンレス製の「スノーダンプ」を使っての仕事。
「スノーダンプ」の握り手が細いため、ナイロンロープを巻き、その上を絶縁テープで巻いている。
雪が二層に分かれているのが見えるでしょう。
下層は積った雪が度重なる降雨などで「ザラメ雪」になっています。
向こうのラーメン屋さんの駐車場が別世界のように低く見えます。
高床式住宅では無いけれど、それでも屋根の高い部分から下は10メートル近い。
雪国の人々は、毎年こんな風に一つ間違ったら命を失いかねない暮らしを過ごす。
でもねー、道路は無雪道路で何時でも自動車で出掛けられます。
半年近くを動物たちと同じような半冬眠生活をしていた時代から半世紀。
いやはや、雪国の暮らしも昔と比べたら随分楽になったものですよ。