畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

イカの塩辛を作りたくなった

2016-10-07 13:54:52 | 食べ物

 「イカの塩辛」は好物の一つだが、常食すると塩分の摂り過ぎとスベルべママが叱る。
札幌のスベルべママの姉夫婦から頂いた物も底をつき、スーパーに野菜を出荷したついでに買ってきた。

 でも、その味の不味い事。好みも有るのだろうけれど雑味が強すぎ。
食べ物は新鮮なものを出来るだけシンプルに食す、加工するのが最高ですね。

 と、言う事で少々高めの価格ながら新鮮なイカを発見し、矢も楯も生らずに買ってしまった。
忙しい時間をやりくりしてさっそくまな板に向かいます。



 先ずは、腹から内臓と足を引き抜きます。
このワタが大切ですから、破らないようにそっとね。



 古い鋼鉄製の切れ味の良いペティナイフで細く切り分ける。
もったいない精神を発揮し、エンぺラもゲソもすべて材料とします。



 昔は自分で作りたくて、よく挑戦したものだったがどうも上手くできなかった。
有名調理人、大家のレシピによっても中々思うような味にはならなかった。

 ある日、板前でもある隣のご主人に聞いてみて納得。
ゴロ(イカの肝臓)にまぶす程度の塩加減でよいという。レシピは塩分過剰だったのです。



 切った材料は小さなステンレス製のボウルに移します。
ここで、「タカノツメ」か「レモン」や「ユズ」の皮を刻んで入れる方法も。



 ワタ「肝臓」を絞って中身を出し、切り身と混ぜ合わせる。
手ですることもありますが、今回は割り箸で丁寧にかき混ぜました。



 ほら、こんな具合に平均にまじりあったらオーケーかな。
もう、なんだか美味しそうに感じ始めちゃいましたよ。



 これを煮沸消毒したガラス瓶に入れて出来上がり。
おっと、本当の出来上がりは2、3日冷蔵庫で寝かせてからですよ。

 材料は新鮮なスルメイカと塩だけと言う潔い作り方。
先にも言いましたが、食べ物は鮮度とシンプルな調理が一番一番(笑)。
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台風の前に一仕事(その2終わり)

2016-10-07 04:37:29 | 

 収穫後に畑をぐるりと見回ります。(周りの野兎除けのネットは台風の風で倒れてしまいました)
こうして、遠目に見ると虫食い跡も見えず、立派な野菜に見えるじゃありませんか。



 いえ、これは虫に喰われた野菜ではありませんよ。
実は「赤リアスからし菜」でギザギザの葉っぱが特徴なんですから。



 白菜の葉の上に「ショウリョウバッタ」がいます。
恥ずかしながら、自分で蒔いた白菜は虫のために壊滅状態。

 そこで、仕方なくホームセンターで購入した苗がこの白菜。
不気味なほどに害虫が付かないのは、育成業者が農薬を使っているのかと疑っていますが。



 数回に分けて播いた紫色の小松菜「紫祭り」です。
最初に播いた方はもう虫食い跡で大変ですが、最後から2番目のこれは大丈夫のよう。



 これは最も遅く播いた部類の「コーラルリーフレザー」でやはり赤い葉物です。
これと、赤い水菜「紅法師」はしぶとくもう一度播きたいなんて考えています。



 さて、長岡のレストランのシェフに野菜を引き渡し、スーパーへの出荷も終えて一人で出陣。
10時を回っていましたが、白いサツマイモ「黄金千貫を掘ります。



 二時間足らずの時間でしたが「シルクスイート」と「黄金千貫」の二種類を収穫。
「黄金千貫」は一畝でコンテナ2個と少し。



 ほら、「黄金千貫」のこのお尻の張り具合が掘り頃の目印ですよ。
うーん、「黄金千貫」は芋焼酎の原料として知られているけれど、これでどれくらいの量の焼酎に。

 なーんて、馬鹿な思いが吞兵衛スベルべの頭の中を去来するのでした(笑)。
さて、この後夕方もう一度クレソンの収穫へ行き、帰って農天市場の台風対策をしたのでした。

               (終わり)
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