畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大きな鍋でおでんを作る

2018-01-12 19:34:00 | 食べ物

 久しぶりになるのかなー、また、山のようなおでんを作りました。

なぜこんなに沢山作るかと言うと、スベルべママが友達呼びを土曜日に画策しているから。

 

 練り物までは作る時間も無いけれど、野菜はほとんど我が家産。

ニンジン、里芋、大根にコンニャク。コンニャクは前回分も残っていて二種類あります。

 大根のカットと面取りはスベルべの仕事。並べて切らなくても厚さがぴったり揃うのが自慢です。

いやー、ニンジンも大根も甘くて美味しい!我が家の野菜ならばこその味ですねー。

 

 一緒に買い出しに出かけ、「好きな物を買っていいよ」って言われて選んだ「根ワカメ」でした。

いまさら手遅れだけれども、薄くなったスベルべトーちゃんの頭の毛が黒くなったり濃くなったりー(大笑)。

 

 前日の残りの「煎り豆腐」です。

色々な具が入っていますよー。自慢の自家産野菜に加え、正月ご馳走の残り「蒲鉾」まで入っている。

 

 もう、身体に良い食べ物ばかりなんですからー。

オカラ料理です。豆腐のオカラを「雪花菜(きらず)」って言うのは方言なのかなー。

 

 はいー、買い出しの最後はお酒コーナー。結構はまっているボックスワイン。3ℓの紙パック入りです。

これがねー、カリフォルニアワインで美味しいの。開封すると「わー、養老の滝~」なんて歓声が上がる我が家。

 

 と、言う事で豪雪で知られる越後も、今回の降り方は様子が違って里雪型。

昨日は普通電車が15時間も立ち往生しちゃったなんて、ОBとして残念で、また情けない。

 15時間も我慢していて下さった乗客も多数おられたようです。

越後人の我慢強さが変なところで発揮されたけれど、短気なスベルべが乗っていたら大変な事になったかな。

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雪崩

2018-01-12 06:04:28 | 自然

 昨日は少し不思議な天候で、典型的な里雪型降雪。

長岡方面は大雪で、信越線の電車が立ち往生したり、高速道路が閉鎖されたりと大変な一日。

 でも、大雪の本場、魚沼の我が家の周囲は時折青空さえ覗く空模様でほとんど降らない。

先ずは山をご覧ください。大きな沢の上方の雪が崩れ落ち地肌が顔を出しています。

 そして、前の写真だけれど、跨線橋の雪は50センチほどでしょうか。少ないですね。

さて、沢の上方のアップですが、左上は13年前の中越地震で崩れその後植物は生えてこない。

 そして、春の山菜時期になってもほとんど登る、上られる人のいない急斜面でもある。

こうやって、雪が積もっては溜まることなく滑り落ちているうちは危険性はほとんどありません。

 

 37年前、「56豪雪」と呼ばれた大雪の年に、先ほどの雪崩の箇所が大規模な全層雪崩を起こした。

山頂付近から、降り積もった大量の雪が一気に崩れ落ち、右下に見える線路まで埋め尽くしたのです。

 

 1枚目、2枚目の写真のように少しずつ崩れ落ちるのが普通です。

でも、あの年昭和56年は強い寒気団が居座り、一週間も氷点下の日が続きその間、雪崩も起きず降り積もったのでした。

 

 雪崩発生の夜、長岡の職場から連絡があり、初めて雪崩の発生を知り駆けつけた。

これは出動して、山際方向の雪の上に登って写した一枚です。

 左右の電化柱を結ぶ「ビーム」と呼ぶ、横の鉄骨の上にまで雪の痕跡が残っていました。

向こう側上り線のホームの上にも1メートルを超える雪が残り、人力で雪を片付けています。

 雪の山に隠れていますが、こちら側下り線の大量の雪の上を貨物列車が突っ走った。

幸い重い機関車は脱線はしなかったけれど、直後に上り電車があり、あわや大惨事になるところ。

 その後、ホームに差し掛かっていた上り電車の客への説明や説得。

そして、除雪の仕事の指示連絡と八面六臂の若き日のスベルべでもありました。

『災害(天災)は忘れた頃にやってくる』という言葉もあります。肝に銘じておくことにします。

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