畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載158「ホヤ」(その2)

2018-06-22 12:31:27 | 食べ物

                   ホヤ(その2)

 餌を含む海水の入り口である入水孔と出口である出水孔を持つその姿は、

なんだかガマガエルさえ連想させる姿だ。


 鮮度の良いものはつつくと、身をパンパンに張らせる。

岩に着いていた脚に当たる部分を切り取り、包丁を入れて固い表皮を切って中身を取り出す。

厄介なのは中に詰まった糞の処理だが、出来る事ならば磯の香を逃がさないために水洗いはしたくない。


 身は板前さんの手になると綺麗に切り分けられるが、私は手でちぎる事さえまま有る。

後は、二杯酢かなーに、ただ酢を少量降りかけるだけでも良い。

一切れを口に入れ、日本酒を一口含むと不思議なほどの甘さと磯の香りが口中を駆け巡るのだ。

           (続く)

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ジュンベリーが今年も豊作(その2終わり)

2018-06-22 04:35:08 | 食べ物

 

 このジュンベリーは植えてから何年経つだろうか。

一度別の場所に植えたのを友人が4本この農天市場の畑に植え替えてくれたのだった。

 

  今年も昨年に引き続き、いやそれ以上に増えた友人たちに採っていただき喜ばれた。

何人にも幸せをお贈りする幸福の木のようにさえなっています。

 

  木が大きくなってさすがに上の方までは脚立、園芸用三脚を使っても手が届かない。

ま、そのあたりの収穫はスズメたちに任せることにしましょうか。

 

  この部分、ジュンベリーの隣の畑は奥から「山本ナス」キュウリ、インゲン豆、

梨ナス、ゴーヤと植え、蔓物にはネットを張った。その後右にオカヒジキ、オクラと展開しています。

 

 ジュンベリーの木の下ではブラックベリーの花が咲き、小さな実を見せ始めた。

ジュンベリーはあえてジャムにはせず、冷凍保存していて毎朝の手作りヨーグルトの上に載せてでる。

 ブラックベリーはさすがに粒が大き過ぎるので、ジャムしかないですね。

いや生食しても酸っぱくて目が覚めるようだから朝食には良いのかな。

 こんな果樹類も育てて収穫するのが夢だったけれども今は実現できた。

畑も次々と植えたいものを植えるという、定年後に夢見ていたことを実現できて幸せを感じている。

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