畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載157「大盛り一丁!」(その1)

2018-06-15 05:31:04 | 食べ物

        大盛り一丁!(その1)

 

 B級グルメと呼ばれるものの代表的なものでも有ろうラーメン。

世にラーメン好きを広言し、ラーメン通と称される人も少なからず存在するようだ。


 いわく、どこそこのラーメンが美味い。いや、あそこの店をおいてラーメンは語れない等々。

そして、店のたたずまいも少し汚れているような感じが良いとか、その人その人の思い入れの強さなのだろう。


 地域にも拠るかも知れないが、今や日本蕎麦の店の数を越えるラーメン屋の数が有るようにも思える。

別段特に好むと言う訳でもないが、新規開店のチラシが入ると一回は行って見る。

なーに、失礼だけれども不味かったら二度と行かなければ良いのだ。


 事実、老舗では有っても、どうしても評判通りとも思えない店も有りますから。

 そんな時は、腹の中で「スーパーで買ったラーメンを自分で茹でた方が余程美味いぜ」なんて毒づくのだ。

        (続く)

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巨大な笹の葉を採る

2018-06-15 04:11:17 | 自然

 

 娘が電話を受け「笹が欲しいと言う方が居て連絡が欲しいそうだ」と言う。

少し怪訝な気持ちでメモを見て電話を入れると、昨年までやっていた「農天市場」で買って気に入ったと言われる。

 今年から「農天市場」は止めると宣言したけれど「必要な品物は連絡が有ればお譲りします」とも言っていた。

皆さんへの約束でもあったから、期待を裏切ることは出来ない。そこで、畑仕事の帰りに笹の自生する場所へ。

 

  畑のある山は何か所か、笹藪とも呼べるような場所がある。

しかも場所によって葉の大きさが違うところも面白い事で、この場所の笹が最も葉が大きい。

 

  次のことを考えて、下葉からハサミで切り取る人もいると聞くが、スベルべは乱暴に折り取る。

雨でレンズが曇ったしまった。さすがに笹の傍まで軽トラも乗り込めず、何回も折っては運ぶことになる。

 

  こうして、軽トラに山になるほど積んだ笹は家に着くと車庫にムシロを敷き並べられる。

小さな椅子を取り出して座り、やおらハサミで葉を切り取り始める。

 

 一本の中でも大きな葉と小さな葉の両方が付いている。

チマキ、笹団子などを作る際に利用されるのだが、巨大過ぎても具合が悪いらしい。

 そこで、大小二種類あると一枚を本体に使い、小さなもので蓋をするように使う方法もあるらしい。

注文は1,000枚だったけれど、葉の成熟度のこともあり、試しに採ったの切り取ると400枚だった。

 採って来たことを電話で告げると早速来宅し、現物を見て目を見開いて驚かれた。

「こんなに立派な笹は滅多にありません」と言う言葉に日を置かず残りの600枚を採ったスベルべでした。

コメント (6)
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