畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

霧の宿「雲海」に行く(その6消えゆく霧の海)

2018-06-07 07:59:07 | 旅行

 風呂の後ろには木製の椅子があり、そこで火照る身体を冷やします。

泉質は特筆するようなものも無く、我が家の近くの「越後川口温泉」ほど温まることも無い。

 

  7時近くになると雲海は晴れ上がり、下の作業小屋がはっきりと見えるように。

そして、その向こうに松代高校の体育館の屋根も見え始めます。

 

  低くなった雲海はそれでも流され、形を変えながら小さくなっていく。

新緑と朝霧の雲海と小鳥たちの鳴き声。心が洗われるような時間を過ごしました。

 

  松代高校の実では無くて周囲の町並みも少しずつ見えてきます。

スベルべママの言葉は「下からこの宿を見上げたらどんな風に見えるのかなー」です。

 

  ほぼ雲海は無くなってしまいました。

なお、当初希望した31日の翌朝1日の朝は雨で、全く雲海はは現れなかったと聞きましたから幸運な事でした。

 朝から晩で昼寝さえままならないような多忙な日々をやりくりした旅。

ハウスの野菜苗が気になり、9時頃には帰宅して娘には「ゆっくりしてきたら良いのに」と笑われてしまった。

               (終わり)

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芍薬が満開!

2018-06-07 04:08:58 | 山菜

 広域農道を山の畑へと向かって走り、道路が斜面を 登り終え、平たんな畑に着くと芍薬の花が目に飛び込む。

出荷する芍薬の花は、蕾の状態で切り取られるのだが、ここの芍薬は球根の育成用で、そのために咲かせている。

 もう少し天候が良かったら、後方の越後三山もくっきり見えるのだが、残念ながら曇天の下。

昨日も午後からのさつま芋植えに、ミラーレス一眼を持参したけれど、条件は変わらずシャッターは切らなかった。

 球根育成のために、色々な種類の芍薬が植えられている。

開花時期も一様では無くて、まだこんな蕾状態から花弁が散る寸前のものまで多種多様。

 

 後方に「権現堂山」を入れて写してみました。

広域農道はこの芍薬畑の向こう側の右手から登ってこの畑に到着します。

 

 「こんなところに美女に立ってもらったら絵になるよね」とスベルべママ。

「美女ならばいるじゃない」と、軽口を叩きながらスベルべママの後ろ姿を入れてみた。

 

 「楊貴妃」なんて名前の黄色の芍薬さえありました。

そこで思い出したのが『小野小町か楊貴妃かクレオパトラがおらがかか』と言う川柳。

 二人でしばし誰も居なくなった芍薬畑を見させて頂き、夕食準備のために家路についた。

芍薬と言うと、昨年亡くなられた滝沢種苗のおじいちゃんを思い出す。

 おじいさん「滝沢久寛」氏が創り出した芍薬『滝の装い』を思い出します。

見たことも無かった花と全体の立ち姿とバランスが取れた名品で、地域の花卉農家をずいぶん助けたと言います。

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