もつ煮込み(その2終わり)
一度ボイルはして有っても、再び鍋に水を張りモツを入れて1~2時間は煮る。
ボイルしてあるから、アクはほとんど出ないが、出たとしてもあまりマメに取ると風味が落ちかねない。
有る程度煮立ったところで、香り付けと豚の匂い消しを兼ねて「ニンニク醤油」を入れる。
更に、コンニャクを手でちぎりながら鍋に落とす。
ここもポイントで、手でちぎった方が味が沁み込み易いのだ。
そして、味噌で味を調え、最後の仕上げに豆腐を切って入れて出来上がり。
でも、私にはもう一工夫有る。大根を大きめなサイの目に切って入れるのだ。
少し時間を掛けて煮ると、この大根も柔らかくてたまらない美味しさになる。
「小出のお店のモツ煮が美味しい何て言うけれど、私はこっちが好き」なんて妻に言われると、
飲む酒の味も一段アップすると言うものだ。
(終わり)