昨年の8月、災害発生後一月も経ってからの現地調査でした。
ま、市役所も要因不足で非常時に対応できる人員も少ないのかも知れないから、住民の声も大切ですね。
スベルべが市会議員の一人に声を掛けて、ようやく失言してもらった視察、調査でした。
でも、同じ地区の議員の動きなど、全く緩慢でした。会う機会が有ったらきっちりと注意しますよ。
斜面の復旧工事とともに道路舗装の修繕もようやく始まった。
舗装だけではなくて路肩も傷んでいたから分からなくも無いけれど、でも、遅い着手だったなー。
これが、昨年の状況です。この後乱暴に応急措置で砂利で直しただけでした。
アスファルト舗装が水圧で捲り採られてしまったのでした。今までずいぶん不自由してましたよ。
同じく昨年の水害直後のある沢の様子。
道路が崩れ、道路下のヒューム管と、その先のコンクリートで巻いた補強部分が見えます。
これで、復旧工事が完成なんて少しお粗末です。少しの水でも路肩の斜面は崩れるでしょう。
根本的な対策は、道路下のヒューム管の大径化か、ヒューム管を止めてオープンにするしかないと思う。
でも、災害復旧って「旧に復する」で、元以上の構造には出来ないのだとか。
7年前の水害時にも同じ状況になり復旧工事の担当会社を「いいね、またすぐに仕事が出るよ」なんてからかっていましたが。
梅雨入りしたと言うのに、雨が降りません。越後三山がくっきりと見えます。
毎年こんな状況で、新潟は梅雨明け前に豪雨災害に遭う事が多い。
昨年は7月18日に起きた、線状雷雲・線状降水帯によると思われる災害でした。
日本全国、どこでもいつでも起こりかねない異常気象は温暖化の影響でしょう。
(終わり)