急いで一旦部屋に帰り、タオルとカメラを持って露天風呂に。
風呂に行くと先客が何人かいて、「おはようございます」と大きな声で挨拶をして入る。
また山の説明を少し。左奥、送電線の鉄塔の向こうが「巻機山」です。
10数回、いやもっと登ったかなー。白眉は親子4人で当時飼っていた犬の「チロ」を伴って登ったこと。
ヌクビ沢コースで残雪の残る8月末、娘たちの夏休みの終わりころだった。
「チロ」は岩場で爪をすり減らし、出血してしまう。スベルべは以降「チロ」を担いで登った。
同じコースで、翌日登山者が一人転落死してぞっとしたものでした。
幻想的な雲海の風景はまだまだ続きます。
先客たちは、「こんな雲海は初めて見た、良い物を見させてもらえた」と話しつつ引き上げる。
一人残ったスベルべは誰に気を使う必要も無くなり、カメラも自由に使えます。
風呂の縁には、転落防止用のアクリル板がある。そして3か所に春夏秋の風景写真で遠くの山々が説明されいている。
こんな風景を露天風呂で独り占めですからたまらない事です。
いや、隣の女性用露天風呂ではスベルべママが独り占めにしていることでしょう。
(続く)