畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

鮎・鮎・鮎・・・・・!

2018-09-02 04:11:13 | 食べ物

 昨日の朝、従妹から電話が入った。客人に「ワラビの塩漬け」をご馳走したいと言う。

そして、代わりの条件は「鮎を焼いて待っているから、物々交換しよう」と言う話。

 お安い御用とばかりに、漬物桶から塩漬けの「ワラビ」を取り出して塩抜き作業。

約束の夕刻に、娘婿を見学にと連れ出して、鮎を焼いている従弟の家に出かけた。

 

 もちろん、鮎は従弟が獲った「天然鮎」です。

炭火を起こし、周りを熱気を逃がさないための特性のステンレス製の枠で囲む。

 魚を焼くのには、遠火の強火が理想で、それを実現しているのです。

料亭の仕事のようにヒレに化粧塩などしないけれども、焦げずにきれいに仕上がるのです。

 

 焼き上がると、冷めないように次の火鉢に移動。「さぁどうぞ召し上がれ」って進行になるのです。

ここで、思いがけない進行に発展。「帰りは婿さんに運転してもらえよ」とビールを渡された。

 「ごめんね、そんなつもりじゃなかったのに」と謝りつつ、熱々の鮎と冷たいビール。

婿にはコーヒーと鮎と言う、少し気の毒な取り合わせだったけれど、何匹も食べてもらう。

 

 「一番弟子」を自称する従弟の友達が、次の焼く鮎にせっせと串を打ち、塩をします。

これだけ大量の鮎は、釣りでは手中にすることは出来ない。従弟は投網打ちの名人なのです。

 

 30分、いや小1時間はいたのだったかな。最後は焼き立てを10匹以上貰って帰宅。

待っていた、スベルべママと娘にまだ温かな鮎を食べてもらうことが出来たのでした。

 従弟が鮎獲りの主戦場にしているのは魚野川の支流の「破間川(あぶるまがわ)」です。

今は天然鮎とは言え、稚魚を放流していますが、スベルべが子供の頃は天然遡上の鮎ばかり。

 その頃の「破間川」の鮎は、急流のためか背中の肉が盛り上がる体形で知られていた。

川も途中で「堰」が作られ、本当の天然遡上は難しい状況になっています。

 下流で捕まえて上流に放流したりしているのですが、その後は清流で成長します。

養殖物とは別物と言った感じの美味しさですね。帰宅後は冷酒でまたその鮎をご馳走になりました。

でも、

コメント (4)
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