原産地情報がQRコードとは
頼まれて、胡麻を買う事になった。さて、原産地はどこだろうと袋の裏面を見て驚いた。
「原産地情報はこちらで」とあり、それはQRコードだった。
買い物の最中にQRコードでこの情報を調べるお客の姿を見たことが有ると、娘は言う。
しかし、それは主として若いお客ではないだろうか。
このことを調べて見ると、原産地表示の複雑で分かりにくい表示は昨年9月1日からスタートしたとあり、
賛否両論が論じられていた。
しかし、QRコードでの表示が許されるなど、IT利用者以外を無視した行為ではないだろうか。
原産地表示については、国と消費者の思惑が複雑に交差したらしい。
消費者が食品に求めるものは、原産地のみならずカロリーとか、アレルギーを起こす成分の含有等もあると言います。
原産地でも、含有量の多い国から順に並んでいる場合もあります。
これでは、肥育のためにホルモン剤を使う国からの輸入肉も、肉そのものを避けても、
加工食品で口に入ることが有ると言う事です。
食料自給率が昨年でカロリーベース38パーセントの我が国で、国産品を求めることは、
こんなに難しい事かと思ってしまいました。
(投稿欄に同じ名前の投稿者名を見るにつけ、「あ、投稿マニアってやつか」なんて思っていたけれど、
いつの間にか自分も仲間になっていた。ミイラ取りがミイラと言う事でしょうか。
題名は改題されましたが、ま、仕方ないですね。今年もすでに何回か採用されています。)