畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

朝の木沢は霧の中

2018-09-29 13:40:42 | 自然

 

 朝起きて、山の上の村「木沢」集落方向を見上げると霧に覆われている。

霧の中の風景を見たくなり、スベルべママと娘婿を誘って行ってみると、村は霧の中。

 

  本当は霧の海に浮かぶ、越後三山を見たかったのでしたが何も見えない。

昔、写真好きな人に、秋のある時期に「木沢」から、そんな風景を見ることが出来ると聞いたのですが。

 

  この下には、蕎麦を出す「里山食堂」が有るのですが、霧の中に屋根だけ見える。

ここの蕎麦は、武骨な男性たちだけで蕎麦を供していましたが今も同じかなー。

 

  まさか、こんな早朝から営業しているはずはない。

きっとしまい忘れてしまったのでしょう。週末だけ営業と言う小さな小さな民家そのままの蕎麦屋です。

 

  霧の中を所在なく歩く二人でした。

今度また、霧の条件の良い朝に来てみることにしましょうか。

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連載172「ホームスティ」(その2)

2018-09-29 04:42:08 | 暮らし

 (娘たちの部屋で、古い写真を見る。おや、スベルべたちの結婚式の写真じゃないか、

 日付が92と有るから、もう26年も前のことになったのかなー)

        ホームスティ(その2)

 単純な父でもある私は、早速職場で勧めていた資格取得講座の英検3級を申し込み英語に取り込むことにした。

届いた教材は、本とカセットテープ数巻である。それからは、通勤の電車の中などを利用して熱中した。


 長岡市国際交流課主催で先ずは受け入れにあたっての事前学習、レクチャーがあり夫婦と娘で参加した。

担当の女性が先ず「ご存知の通り、アメリカは多民族国家です。

黒人系ヒスパニック系アジア系と色々な人種で成り立っている国ですから、

皆さんと交換ホームスティになる学生も白人とは限りません」と言う。


 その後、細々とした説明があったけれど、驚いたことはかなり年配の祖父と思われる参加者が居た事だった。

来日、来長岡が近づいたある日それぞれの交換学生の発表があった。

そして、当日は名前を知らされただけで長岡駅の新幹線ホームまで家族で出迎えに赴いた。

電車を降り近づいてきたのは典型的なテキサス娘、白人の大柄な美人の高校生だった。


            (続く)

 

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雨の山里を走る(その3)

2018-09-29 04:19:09 | 旅行

 砂利道を斜面に沿って登ると不思議な空間が広がっていた。

随分前のことになるが、オートバイでスベルべママと訪れた際は気づかなかった場所でした。

 

  誰一人見えない不思議な空間。

鯉のぼりが下がっているから、ゴールデンウイーク当たりのイベントの名残でしょうか。

 

  「にぎわい座」と言う舞台さえ設置されています。

舞台の周りに提灯が下がったり、背景に松の木が描かれていたり、芝居でも演じられたのでしょうか。

 

  横から見ると、単管パイプの構造が丸見えですが、正面はベニヤ板に城が描かれている。

下には、ほら、石垣まで描くと言う念の入り様です。「国宝 山の相川城」なんて遊び心満点。

 

 なんと、風呂まで設置され使われていたようです。

「山の相川城」の横に小さく「落ち武者の隠れ湯」と有りました。

             (続く)

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