9月に入ると雨が降り始め、あの日照りが嘘のように降り続く。
少し晴れ間が続き、さつま芋の葉も乾いたので、本格的に掘ってみた。
「鳴門金時」絶不調。「ベニハルカ」も同様でめちゃくちゃ小さい。
戸惑いと、落胆の気持ちで「黄金千貫」を掘ってみたがやはりだめです。
例年のこの時期のサイズと比べると半分くらいの大きさかなー。
大事なさつま芋の成長期、7月から8月半ばまで、ほとんど雨、水分が無かったのだから当然かもしれない。
八月の半ばころからは葉の先が黄変し始めてさえいた。
さつま芋が水分を求めた結果が、この絡まるように伸びた根でしょうか。
山の上の畑は山際から、入り口に掛けて少しこう配が下がっている。
そのために入り口はいくらかでも水分が多めだったのか、「安納芋」だけは少し小降りながらまぁまぁの姿。
全体の収穫量は例年の半分にも満たないかも知れません。
天候に振り回されるのは、百姓の宿命とはいえ、毎年続く豪雨、そして干ばつと泣かされます。