畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載171「いじめられっ子の元祖みたいだった私」(その3終わり)

2018-09-23 13:15:39 | 暮らし

 数年前の同級会のシーン。最も元気な内の一人になってしまったようです。


 (なにせ、一人で全員の前で歌まで披露ですから。引っ込み思案だったなんて自分でも不思議。)


      いじめられっ子の元祖みたいだった私(その3終わり)


 でも、いじめって人間の持つ、一つの因果な資質なのかとも思う。

自分たちだけでグループを形成し、意に沿わない人間は仲間に入れないというのも、

一部には心地良いものなのでしょうね。


 いや、いつの間にか自分が気付かないだけでいじめる、仲間外れにしていることさえあるのかも知れない。

いじめの根本は根深く今も続いている。はるか昔、強者から身を守るために、

集団生活を選ばざるを得なかった弱い人間が、集団を形成することになったが故の性(さが)なのかなどとも思うのです。


 今も「イジメ」問題が毎年無くなるどころか繰り返し、ニュースで報じられます。

昔とは社会構造も違ってきているのに、やはり前述のとおり、これは人間の持つ悲しい性なのでしょうか。


 いや、人間が人間だと言えるのは「かばう」とか「守る」と言う自浄作用を持っているのではないかと思う。

ただ、現代は悲しいかなこの自浄作用「やさしさ」を発揮し難い世の中になっている。

幼稚な思いかも知れないけれど、正義の味方が活躍できる社会になってほしいと思う。

         (終わり)

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完全無農薬の限界かなぁ

2018-09-23 04:32:01 | 野菜

 山の畑の野菜、うーん、これは蕪かなー。

色々な種子を蒔きまくったので、成長しないと分からないほど。

 ところが、農薬を全く使わないために、ずいぶん虫に食べられています。

春のジャガイモ植えから山の畑は始まりましたが、農薬使用は全く無し。でも農薬無しの限界も感じます。

 

 せっせと種蒔きを手伝った婿と発芽を喜び合ったのもつかの間。

葉物野菜は場所によってはこのように全滅しちゃっています。点々と見えるのは狸の足跡ですね。

 

 畝の始まりに少し見えるが、それからこちら側の一部が消滅。

夏の気温に高さを引きずると、虫たちも活動が活発でやられてしまうのです。

 

 大根はほぼ100%発芽し育っていますが、根切り虫にやられて無くなった所も。

でも、全体を見たら根菜類は蕪を除いては順調と言える育ち方。大根類は合計2000本くらいでしょうか。

 

 白菜の葉の上にダイコンサルハ虫を捕食する虫を見つけました。

口吻に加えているのが見えますが、こんな虫が増えたら、野菜の食害は減ると思うのですが。

 毎年全滅に近い食害に遭うと「農薬を使おうか」と悪魔の意識が頭をよぎる。

でも、その都度「もう少し頑張り、気温が下がれば大丈夫なはず」と我慢してしまうのです。

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