数年前の同級会のシーン。最も元気な内の一人になってしまったようです。
(なにせ、一人で全員の前で歌まで披露ですから。引っ込み思案だったなんて自分でも不思議。)
いじめられっ子の元祖みたいだった私(その3終わり)
でも、いじめって人間の持つ、一つの因果な資質なのかとも思う。
自分たちだけでグループを形成し、意に沿わない人間は仲間に入れないというのも、
一部には心地良いものなのでしょうね。
いや、いつの間にか自分が気付かないだけでいじめる、仲間外れにしていることさえあるのかも知れない。
いじめの根本は根深く今も続いている。はるか昔、強者から身を守るために、
集団生活を選ばざるを得なかった弱い人間が、集団を形成することになったが故の性(さが)なのかなどとも思うのです。
今も「イジメ」問題が毎年無くなるどころか繰り返し、ニュースで報じられます。
昔とは社会構造も違ってきているのに、やはり前述のとおり、これは人間の持つ悲しい性なのでしょうか。
いや、人間が人間だと言えるのは「かばう」とか「守る」と言う自浄作用を持っているのではないかと思う。
ただ、現代は悲しいかなこの自浄作用「やさしさ」を発揮し難い世の中になっている。
幼稚な思いかも知れないけれど、正義の味方が活躍できる社会になってほしいと思う。
(終わり)