畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載「電車の中で②」(その3)

2019-06-22 12:43:24 | 暮らし

      電車の中で②(その3)

 一泊での忘年会で、したたかに飲み、午前中の電車に乗ったのは良いけれど、

吊革につかまりかろうじて、立っていると言う哀れな状態だった。

すると、「あなた、くるしそうですねー、どうぞ座って下さい」と年配の女性に席を譲られかけた。

「すみません、実は病気でも何でもなく二日酔いなんですよ」なんて白状しましたが。


 車中以外でも駅構内では色々な事が有りました。正月三ヶ日の内の一日でした。

階段の前の方で聞こえた異音に気付き見ると、ご老人が転び、額から血を流していらっしゃいます。

でも、誰も立ち止まらないのです。


 その方は正月の挨拶に出かける途中だったらしく、一升瓶を2本風呂敷で縛ってお持ちでしたが、

その重い荷物でバランスを崩して階段につまずき、瓶をわり、そして怪我をされていたのです。

 私と、もう一人の女性だけが、助け合ってその方を抱え起こしました。

声を掛けたり怪我の状態を見ているところに、誰かの通報で駆けつけてくれた駅員に後事を託したのでした。

         (続く)

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爽やかな朝でした

2019-06-22 12:42:01 | 

 タイトル「畑に吹く風」とは無縁な投稿が多かったのでここで久しぶりの畑。

でも、一週間ほど前の畑かなー。今はこのナス「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」0ももっと大きくなっている。

 

  このナスも「山本ナス」も実が大きいが茎、葉も大きい。

成長に従って倒れないように結束し、そして脇芽もせっせと摘み取る。

 

  でも、この「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」が100本。

そして「山本ナス」が100本ともなると手入れの手間も半端では有りません。

 

  生り年、裏年の無い有難い果樹の「ジュンベリー」です。

スベルべママが一度だけ採ったらしいけれど今年はどなたも誘わなかった。

 

  誘わなかったというよりも、お声がけする時間さえ無かったというのが本当のところ。

喜んだのはカケスとスズメでしたね。畑にはスズメの食べ残しが散乱していました。

 今日は朝からネギ植えの支度で山の畑へ。

天気予報は降水確率40%だけれど降らないので昼休みの後はトラクターで耕しに行きましょうか。

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金沢研修旅行(その4)

2019-06-22 04:55:30 | 旅行

 これは通りがかりに見せて頂いた店の玄関。

ゆっくりと訪れて入ってみたいものだけれど、真冬でも無いと観光客が多すぎてダメかなー。

 

  ほら、こんなお店も。

有名な寺院の精進料理の材料としても使われている様子ですね。

 

  茶屋街に別れを告げ、山代温泉の宿「瑠璃光」に到着。

格式ある古い宿と見ました。座蒲団の厚い事。気を付けて座らないと転げ落ちそう。


  部屋の窓からは遠く観音様の大きな立像が見えます。

でも、山代って名前の割には長閑な田園風景が広がっている中に有りましたよ。

 

 夕食も前日の有名シェフたちの料理に敗けないような内容です。

普段は会議での接触しかない仲間たちで、もちろん酒を呑む事なんて初めて、いや忘年会もあったか。

 でも、旅先での宴会はまた格別ですね。

普段は謹厳実直な方がお酒が入ると一変し、賑やかに司会を務めて下さるのには驚かされました。

        (続く)

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ChefooDo !!(その6終わり)

2019-06-22 04:33:11 | 食べ物

 テーブルを回って挨拶をされた後精されてまたご挨拶。

大御所にも関わらず、このあたりはさすがにサービス精神旺盛と見ました。

 

  この会の会長は今回はお見えになられなかったけれども「片岡護」シェフ。

そういえば、今年の冬は彼の著書「ま、ごはん」という名前の離乳食のレシピ本を買ったっけ。

 

  ChefooDoの食育と言う考え方には大賛成。

この会の3日前の12日にはサッカー元日本代表の「中澤佑二」さんが木沢地区で子供たちと田植えをされた。

 

  もう少し時間が取れて、ゆっくりお話が出来たら畑の話もしたかった。

来月7月には子育てママさんグループが今年もジャガイモ掘りに来てくださることになった。

 スベルべも安全安心な食べ物を推奨し、そして農薬を使わずに野菜作りに励んでいる。

食育と言う考えも元に有ってのことでが、行く行くはご自分たちで野菜を作ってみてもらいたい。

 

  今回は多数の若いシェフの卵たちがウェイター、ウェートレスとして動いてくれました。

「悠久山調理師専門学校」だったかな、名前は違うかもしれないけれど、そんな学校の生徒さんたちでした。

 若いシェフの卵たちもChefooDoの精神を理解し、学んでもらいたい。

ただ、調理の腕が良いだけでは美味しいものは作れない、他人に伝えたい精神が無かったら。

なーんて思いを強めた一夜の夕食会でした。帰りはタクシーを呼んでご機嫌で帰りました。

            (終わり)

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