電車の中で①(その3終わり)
いくら社内が混雑しても、平気でカバンや荷物で席を塞ぎ空けようとはしない。
その日の気持ち、気分も有ったのかも知れない。「周りを見て見なさい、皆さんが立っているだろう、
鞄を荷棚に上げて席を空けろ」と、まあここまでは良いのだけれど、私も若かった。
「いくら学校の成績が良くてもそれだけで世間は生きては行けないのだぞ」なんて付け加えてしまうのですから。
その後、その時のことを思い出すと、今の県知事を思い出して仕方ない。
どうも、面影があの時の中学生だったように思うのです。機会が有ったら、聞いてみたい。
抜群の記憶力の持ち主らしいから、ひょっとしたら、私の事、いやその時の事を覚えているかも知れない。などと。
(終わり)
今日は8時集合で一泊二日の旅に出ます。
実は色々な事に関わるスベルべは「非常勤の国家公務員」なんて立場でもあり、そのための旅です。