電車の中で②(その2)
スキー場がある方面からの夕方の時間帯の電車内です。
大きなリュックサックで席を占領して高いびきの大バカ者が居ました。鮨詰め状態の車内で、揉め事も起こしたくない。
そこで、私はドアが開いたタイミングで、そいつの頭をごつんと殴ってやった。
「おい、混んでいる車内じゃ荷物を棚に上げて席を開けろ」と言いざま降りるやら、
プシューっとドアが閉じると言うタイミングだ。決して、暴力肯定派でも無いけれど、
ま、これ位の乱暴は許してもらいましょうか。
立派な事ばかりでは無く、恥ずかしいことも結構ありました。
お年寄りには率先して席を譲る方です。でも、一度本に夢中になり、近くに立ったお年寄りに気付かなかった。
すると、「席を譲ってやってもらえませんか」と大きな声で言われてしまった。
もとより、気づけばすぐに譲って立つと言うのに恥ずかしい思いをしてしまった。
(続く)