畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載200「電車の中で②」(その4終わり)

2019-06-23 12:37:52 | 暮らし

      電車の中で②(その4終わり)

 駅の待合室でたむろし、タバコをふかす高校生も強い言葉で叱りつけました。

4人でしたが、言っても止めないので、一人一人の前に立ち止めさせた。


 自慢じゃないけれど、17歳からタバコには手を出していました。でも、そんな私にも言い分がある。

「俺もな、お前たちの歳でタバコは吸っていた。でもな、二十歳前だったら、人前じゃ吸うな」なんて屁理屈でしょうか。

でも、最近は高校生も含めて、叱る大人が少なくなりました。

友人たちには、「そのうちに殴られるか、刺されるかが関の山だから、もうそんなことは止めろ」なんて言われてしまう。

      (終わり)

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金沢研修旅行(その5)

2019-06-23 04:22:39 | 旅行

 ホテル「瑠璃光」での夕食です。

前日のシェフ4人が作った食べ物に負けない豪華さですね。

 

  これは何の壷でしょうか。

「壷中滋味無尽蔵」なんて思わせぶりな上書きです。

 

  興味津々で蓋を開けるとうどんでした。

でも、出汁の味が効いていて、確かに滋味あふれる味でお腹に優しい。

 芸達者な仲間の司会でカラオケが始まりスベルべもマイクを握ります。

歌うは4月の伊勢参りの旅で練習を重ねて歌った「十九の春」。拍手喝采(笑)。

 

  食事が終わるとホールではアトラクションが待っていました。

「一向一揆太鼓」と呼ばれる和太鼓の演奏。そうか、ここ石川は一向一揆が起こった地域でしたね。

 

  激しい中にも哀調さえ感じさせられます。

殿さまの圧政に苦しみ立ち上がった農民たちの戦いはずいぶん長く続いたのだったと言います。

          (続く)

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