電車の中で②(その1)
通勤に関わらず、電車の中の出来事は紙数の尽きることも無いほどの思い出がある。
あれは通勤時だったかな。混んでいると言うのに、4人掛けの椅子の前方に靴を脱いで、足を投げ出して平気なご人が時々見かけられる。
そんな行動をとられると、靴下さえ匂うような気分になって仕方ない。
お年寄りならばまだしも、立派な紳士然とした人物でも時たま見かける。
ある時、その行動を腹に据えかねて、足元の脱いだ靴を足先で、奥に押しやった。
残りの片一方なんて、さりげなく蹴飛ばしましたね。後の事?知りませんね、後も振り返らずに悠々と下車しましたから。
(続く)
(地方の小さな新聞『越南タイムス』への連載も200回目を迎えました。ブログで見て頂いていると、何回にも分けているので、
読み難いかもしれません。かと言って、一回だと長すぎるかとも思い分けている次第です。)