娘婿から出版祝に頂いた「久保田」を開栓。
大事にしていたら、危うく飲み頃を失するところでした。
久しぶりスベルベママが作った「味噌天」です。
明治生まれの、亡父からの伝来でレシピも残されています。
父は幼い時から厳しい継母に育てられた環境もあり台所には抵抗なく入っていた。
この味噌天は父が独自に考え出したのか、その由来は聞かないでしまった。
赤しその葉を乾燥し、揉み砕いたものが主原料。
それに、小麦粉に味噌を加え、そしてパン粉を混ぜるのもコツらしい。
でも、繰り返し「味噌天」を揚げても父の味には近づかない。
集落での仏事の集まりには必ず持参し、女性たちにも大人気だったらしい。
「味噌天」の説明が長くなりました。
秋風を感じて食べたくなった、タラの煮つけ。頭が日本酒のお摘みです。
頂き物の「ミョウガ」を刻んだだけのお摘み。
そうか、「ミョウガ」の季節だなと、改めて思う。
いつも、草薮を掻き分けて採っていたのになんだか最近は億劫に。
食べるものに情熱が無くなってきたのかなー。キノコを探す気にもなれない。