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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大陶器市に行ってみる

2022-05-04 05:24:37 | お出かけ

 先日、新聞の折り込みに入っていた「大陶器市」の宣伝チラシ。

雨上がりで、まだ土が乾かず畑仕事は無理だし、山菜採りも足元が悪いので出かけようと意見一致。

 

 二日でしたが思ったよりも人出は少ない。

交通整理員に聞いてみると、「今日はお客さんが少ないです」なんて返事。

 

 チラシにある通り、全国の陶磁器の有名産地からの出店です。

以前も何回も行った経験があります。感じたのは昔よりも傷物、安物が減ったこと。

 

 スベルベの足が止まるのはこんな酒器のコーナー。

でも、酒器だけは色々な物が揃えてあるので眺めるだけ。スベルベママの足は花器の前で止まる。

 

 これは非売品(笑)。長岡の一部でも出土した、信濃川沿いで有名な「火炎式土器」のモチーフ。

会場である「千秋が原」の公園に飾ってあるものです。千秋が原はある意味で有名な土地でもあります。

 故、立花隆が発表しセンセーショナルな話題となった「田中角栄金脈研究」の舞台でもある。

何でもない、信濃川の広大な河川敷が開発によって錬金術のごとく価格が上昇したという土地なのでした。

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不思議な卵、何の卵でしょう

2022-05-04 05:10:17 | 自然

 山の畑のところどころに溜め池があります。

重機で掘り、内側にゴムマットを張り防水してあり、農家の水不足対策です。

 

 時々カモなどの水鳥が休んでいることもあります。

全く川の流れがない山の上で、生き物には貴重な水源にもなっているのです。

 

 中を覗いてみると奇妙なものが見える。

池に倒れこんだ枯れたカヤなどに着いていて一見して水菓子のようにも。

 

 無数漂っています。

こんな餌も何も無い溜め池に存在するのは、何かの卵でしょう。

 

 実はこれは東北サンショウウオの卵塊なのです。

昔々のその昔。理科・自然大好きなスベルベ少年は同じものを小さな沼で見つけて持ち帰りました。

 水槽に入れて観察していると、やがて小さなオタマジャクシのような生物が誕生。

無数に誕生した東北サンショウウオの子供たちでしたが、日に日に数が減る。

 餌を与えなかったために、共食いして最後は一匹だけになってしまいました。

勉強して餌を知り、そして与えたらよかったのでしょうが、そんな知識もない子供でしたから。

 福島県の桧枝岐では捉えて焼き、滋養強壮の食べ物として売っていますがあれと同じ生き物でしょう。

我が家とは標高差百数十メートルの山の上には、本当に不思議な生物たちが生息しています。

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