この鉱山跡の存在は知っていました。
しかし、近年は斜面を滑り落ちる土で埋まり、分かり難くなっていました。
我が家の裏山では、何か所かこんな鉱山跡の存在が知られている。(今は知る人も少なくなった)
戦前とも呼ばれる時代のことだったでしょう。ここで亜炭(石炭になる前の状態)を掘ったのです。
近くには、こんな亜炭の屑と思われるものも。
石炭ほど燃えやすくもなく、買う人も使う人も少なく、無採算が取れずに廃止されたらしい。
その鉱山跡からさらに歩いて、独活が採れるポイントに。
まだ小さくて、採り頃には程遠いなーと感じたのでしたが・・・。
さらに上に行くと、なんと伸びすぎた独活がありました。
急斜面は早く雪が雪崩落ちて、土が早く顔を出すので山菜も早く出るのです。
さらに登ると、採り頃・食べ頃の独活がまさに乱立状態。
こんなポイントを何か所も知っています。頭の中ですが山菜地図があるのですよ。
伝えたくても伝える人も居ない。ゼンマイ、独活、キノコ、山芋・・・。
最近交わす言葉「ゼンマイを採る人がいなくなったね」です。食習慣も変わってしまったようです。