「十」って名前の読み方は(その2)
古い話ですが、2014年に中央紙に採用され「平易な漢字で名前つけたい」
と言う私の投稿が載ったことがある。あの時は、人名用漢字の見直しがされて、名前に使われるはずもないと思われる「毒」と言う字が採用されたりしていた。(もっとも、毒と言う文字は毒島―ぶすじま、と呼ぶ姓もあるのだが)
親が新生児に「悪魔」と言う名前を付けて、世間を賑わせていたころでもあります。
新しく届け出される名前も、一時期のタカラジェンヌのような名前は減り、適当な言葉ではないかもしれませんが、やや沈静化。シンプルで読みやすい名前も増えつつあり、やや安堵の感もある古希越えの年寄りの思いです。
どうして、読みが難しい、クイズの様なそして日本語をイタリア語読みに読み替えるこじつけの様な名前が多かったのでしょう。腹の中で「国語力のない親ほど難しい名前を着けたがる」なんて、口には出さずに腹の中で毒づく私でもありました。
(続く)