畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載272「マナーとエチケット」(その2終わり)

2022-05-22 12:54:00 | 暮らし

     マナーとエチケット(その2終わり)

 ここで、思いつくのがマナーとエチケットと言う言葉。さて、どんな違いがあるのかと改めて調べてみると、「どちらも礼儀作法の事」と言う言葉から説明は始まる。ついで、二つの言葉の説明があり「マナー」は社会集団に対する礼儀作法とだという。それでは「エチケット」はと言えば、相手に対する礼儀作法のことだと説明されている。

 そうなると、先の電車の車内で、お化粧、朝食にいそしむ彼女の行動はどう分析したらよいのだろう。空いている車内だから社会集団と言う環境ではないようだ。そして、相手と言うのはこの場合、通路を挟んだ反対側の私ということになるのだろう。

 そして、その相手が気にならない、眼中に入らないということは、よほど魅力のない、空気のような存在の私なのでしょうかね。

 マナー、エチケットの言葉のついでに「モラル」と言う言葉も説明が出ている。「モラル」とは、倫理や道徳の事です。そのものずばりの言葉だ。そして、個人個人の善悪の判断基準。と説明が続いていた。

 分かったような、分からないような、分かっているようで、分かっていないような言葉。皮肉屋の私は脳裏に政治家たちの顔が浮かんできた。一人一人の心にある道徳観、倫理観、社会常識、公序良俗だとも言うのだが、果たして政治家諸侯はモラルを持ち合わせているのだろうか。と、最近の国会などを見ると思わされてしまう。

            (終わり)

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連載272「マナーとエチケット」(その1)

2022-05-22 05:09:15 | 暮らし

      マナーとエチケットとモラルと(その1)

 一番電車の中で、驚くべき光景に出くわす。そのころの私は、電車通勤をしていて、同僚よりも一本早い電車で出勤するのが常だった。北堀之内駅7時ころの一番電車の乗客は少ない。その車内でゆっくりと本に目を通し、頭を目覚めさせてから仕事に入るという考えもあってのことだった。

 しかし、思わず息をのむような、信じられない光景も車内で繰り広げられる。清楚と言っても間違いのない、若い女性が通路を挟んだ反対側の席でお化粧に励んでいらっしゃる。完全に周りが気にならない、気にしない雰囲気。自宅個室の化粧台の前に座っているかのような状態に没入できるのだろう。

 ここまででも、十分に驚かされる状況。こちらを見てにっこりとほほ笑んでくれたら嬉しい驚きだろうが、いやそれと同じくらいに驚かされる状況が繰り広げられることになる。なんと、その美女がバッグを開いて中から取り出すのが、大きなお握りなのだ。

 清楚なそして、口紅を施されたお口を大きく開き、大きなお握りにかぶりつくのだった。もう電車の座席が完全に「我が家化」されている。ここまで行くと呆れるというよりも、あっぱれと言う気持ちにさえなる。ま、彼女もその時間を持ちたくて一番電車を利用しているのかもしれないと思うようになった。

 前に満席の4人掛けの席で足を前の座席に投げ出す見事な親父の事を書いたが、他人のことが全く気にならないって、ある面凄いことだとも思う。

           (続く)

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ワラビが最盛期!

2022-05-22 04:41:07 | 山菜

 「早起きは三文の得」なんて言葉もありますね。

こんな場面ではそんなフレーズが頭に浮かぶ。朝仕事の帰りにワラビ採りですよ。

 

 耕作を止めてから10年ほど経ったのかなー。見事なばかりのスギナの林!

でもね、そのスギナの林の中や周りには太いワラビが潜んでいるのですよ。

 

 ワラビって皆同じかというとそうでもなく種類がある。

山形県小国町にワラビ栽培の研修・見学で行った際に説明役の森林組合副組合長さんに聞きました。

 

 色さえ、淡い緑色から濃くて黒っぽいほど濃い緑のものまで。

一般的には濃い緑色の種類が好まれるそうです。朝日に輝くニョキニョキと林立のワラビです。

 

 仕事帰りにこれだけ採れたら大満足ですね。

このことをフェースブックで紹介したら、いろいろな食べ方のヒントをいただきました。

 「ゼンマイと同じように茹でてから乾燥する」「一旦塩漬けにしてから乾燥する」など。

一時期「ガン」の原因になるなんて話もありました。でもそれはいわゆる俗説だったようです。

 日本のある地域で、ワラビと熱い茶粥を一緒に食べる地域があり、それが悪かったらしい。

いよいよ最盛期に入って来たワラビです。不思議な植物で採れば採るほどまた出てきますからね。

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