マナーとエチケット(その2終わり)
ここで、思いつくのがマナーとエチケットと言う言葉。さて、どんな違いがあるのかと改めて調べてみると、「どちらも礼儀作法の事」と言う言葉から説明は始まる。ついで、二つの言葉の説明があり「マナー」は社会集団に対する礼儀作法とだという。それでは「エチケット」はと言えば、相手に対する礼儀作法のことだと説明されている。
そうなると、先の電車の車内で、お化粧、朝食にいそしむ彼女の行動はどう分析したらよいのだろう。空いている車内だから社会集団と言う環境ではないようだ。そして、相手と言うのはこの場合、通路を挟んだ反対側の私ということになるのだろう。
そして、その相手が気にならない、眼中に入らないということは、よほど魅力のない、空気のような存在の私なのでしょうかね。
マナー、エチケットの言葉のついでに「モラル」と言う言葉も説明が出ている。「モラル」とは、倫理や道徳の事です。そのものずばりの言葉だ。そして、個人個人の善悪の判断基準。と説明が続いていた。
分かったような、分からないような、分かっているようで、分かっていないような言葉。皮肉屋の私は脳裏に政治家たちの顔が浮かんできた。一人一人の心にある道徳観、倫理観、社会常識、公序良俗だとも言うのだが、果たして政治家諸侯はモラルを持ち合わせているのだろうか。と、最近の国会などを見ると思わされてしまう。
(終わり)