「十」って名前の読み方は(その3終わり)
さて、孫が生まれ子供夫婦が、名づけのヒントにと買った本を見て納得させられた。なんと、難しい読みの、いえこじつけの様な読みの名前の多いことか。出版社も著者も名前に対する文化など考えないのでしょう。売れたらよい、儲かったら良い、の商業主義ですよ。タカラジェンヌ風の名前は、高齢になって、人前で呼ばれたらどうなんだかなんて、要らぬお世話かな。
さて、冒頭の名前「十」の読み方、呼び方はお分かりでしたか。「つなし」だそうです。なぜかわかりましたか。一(一つ)から九(ここのつ)までは語尾に「つ」が付き、十は(とお)で「つ」が付いていないからだという。なるほどね。
おまけに亡父に聞いた実在の珍名「珍男子」。「うずひこ」と読むのだそうですが、なぜそう読めるのか私は分かりません。
(終わり)