手は届かないが、どうしても採りたくなる独活の株もある。
この場所はスベルべ以外の足跡も見え、皆さんが苦労した末に諦めた形跡も見える。
そんな場合は、持参した草取り用の小鎌で足場を切る。
もちろん、高すぎる場所だと墜落事故の危険性も大きいから、場所は選びますよ。
珍しい坑道跡にたどり着いたので少し紹介します。
昭和時代の初期ではないかと思われるが、この山で「亜炭」を採掘したことがあったと聞く。
それがこの坑道跡ですね。他にも何か所かあったはずだが全て埋もれて不明です。
ここだけ残ったのは、採掘を止めた後にサツマイモを冬期間保存するために使ったためかな。
亜炭の破片も近くには落ちています。
石炭に比べたら生成までの時間が短くて、性質が悪く燃えたとしても煙で大変だったとか。
話は独活採りから脱線しました。重い独活を背負ったままもう一か所を探索。
あるところを知っているだけに、始末が悪いというか広範囲に動くのだが、ここは遅すぎ。
伸びすぎを避けつつ、中の柔らかそうな独活だけを探して採り続けた。
一時間半くらいだったのかなー。それでも背中から下すとこんな量がありました。
伸びた長い独活はどうするかというと、皮を剥いて塩漬けにします。
スベルべのブログの検索キーワードに「独活の塩漬け」があり、それだけ多くの人が採っているのかな。
(続く)