JR北海道の選手たち。大会の表彰式も待たず、国体へと向かいました。
東洋医学鍼医の不思議(その2)
頷いた先生は、痛みのある肩の方の手、右手の手首を触って頷く。「バドミントンをやっている人には多いが、肩の痛さは手首からきている」と言われる。そして、治療に入り驚いた。先ずはどこの治療をするにも最初は同じだと聞くが、お腹の周りに鍼を打つ。全身を温めてリラックスさせるためだという。
それから本格的な治療に入るのだが、なんと痛みのない手首に鍼を打つばかり。痛みの強い肩には全く触れない。不思議なことにそれで痛さは無くなったのだった。
次に両ひざの痛みに悩むことになり、再びその鍼医者を訪れた。今度は膝かと言われて、全身を触診。そして、「腹、腹筋を伸ばしているな。何かしたか」と問われる。その覚えはあるから、言い当てられて驚いた。ストレッチを覚え、正座の形からつま先を開き、そして後ろに反って腹筋を伸ばすことを準備運動の一環として取り入れていたからだ。
(続く)
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