「てわさの里」に別れを告げて出発。なお、「てわさ」って手悪さの事かなー。
魚沼では「手もんずら」って言うけれど、自嘲を込めて暇に任せた手仕事って感じなのかな。
道の駅「みしま宿」に入り見物。お、素敵だななんて見る竹細工、スゲ細工が輸入品だったり。
レジに客がいなくなったところを見計らって工芸館への道を聞くと簡略に要領よく教えてくれました。
途中の橋の上から見た風景が綺麗で、写真を一枚。
そして少し走ると「工芸館へ500m」なんて立て看板があり、それに従って走ります。
到着です。立派な石の看板。
なんだかワクワクしてきまね。
でも、重厚な造りの出入り口で、一瞬休館日なのかなんて思いました。
でも、スベルべママがそっと入って振り返りオーケーサイン。
民芸品、蔓細工が展示されている室内。
竹製品です。
装飾品ではなく、実用品として使われるものの美しさは目を見開かせます。
おっと、定価が見えちゃったー。安いと思うか高いと思うかは個人差があろう。
でも、親から子へと二代三代使えるって品物ですから、それを考えたら決して高くはないと思います。
おー、一段と美しいバッグでさすがに「会津若松市長賞」だけのことはありますね。
店内に招かれ、色々なお話を伺った「平成浮世床」のご夫妻の話には胸を打たれた。
店内に名人と呼ばれた男性の写真が飾ってありましたが、途中で制作意欲を失ってしまったとか。
名人があるところに出かけると、ご自身の作品にとんでもない価格が表示されていたそうです。
ご自分が売った価格からは考えられない高さで、利用者よりも業者が喜ぶ実態が見えてしまった。
奥さんに先立たれたことも有ったけれども、そんな経緯も創作意欲をなくさせてしまったようです。
(続く)