畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

衝動買いでソースを

2018-11-23 04:21:19 | 食べ物

 

 普段は醤油「ソイソース」党のスベルべだけれど、週刊誌の巻末「おいしい!私の取り寄せ便」を見てソースを発注。

ネットで、調べてすぐに注文。福島県産って言いますから、東北大震災の復興にも役立つかな、なんて考えも。

 

  紹介者「つのだ☆ひろ」さんの説明文です。

うーん、この「家族で営む工場」なんて言葉にも魅力を感じてしまう。

 

  その「熟ソース」は長岡の娘にも進呈しようと3本注文。

ついでに「ポン酢」も1本。注文後3日ほどで届いたけれど、試食用として醤油が1本ついてきました。

 

  届いた翌日、ソースの試食という訳でも無いでしょうが娘がトンカツを夕食に準備。

付け合わせは我が家の畑の新鮮野菜サラダです。早速「熟ソース」を掛けてみました。

 うーん、紹介文通りの優しい味ですね。家族は残っていた市販品のソースと比べていました。

価格はその市販品の倍以上はすると、娘に聞かされたけれど、いや、それだけの価値はありそうです。

 

  サラダの色合いをご覧ください。

白いキャベツに、紫色が紫ミズナ「紅法師」と「赤リアスからし菜」です。

 

 付け合わせにもう一品のポテトサラダ。

ハムがたっぷりと思いきや、なんと赤いのは大根の「紅クルリ」でした。

 娘夫婦との同居が始まって以来8か月余り。問題になりやすいと言われる食事もまぁまぁかな。

賑やかな食卓になった事は間違いなし。まだ食事を見ているだけの孫が明るくしてくれます。

 さて、起きて見ると天気予報通りに初雪が降り始めていましたよ。

山沿いでは10センチと言うからまだ積もるのかな。いよいよ「雪の下大根」になり美味しくなりますよ。

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雪を待つ無人駅

2018-11-22 05:15:35 | 暮らし

 秋から冬に移りつつある無人駅です。

今年は暖冬傾向で、特に北陸は平年並みかやや少ない降雪量との長期予報。

 北海道札幌には初雪が降ったけれども例年よりも1ケ月も遅かったとか。

こちらも同じ遅い雪だったら助かるのだけれど。何せ、大根はまだ半分も収穫していませんからね。

 

  こちらは東京方。

暖冬小雪の予報とは言え、エルニーニョ現象と黒潮の関係で関東には大雪の確率も高いとか。

 

  こちらは新潟方。

昨シーズンはこの辺りで言うところの「下雪」で長岡近辺で電車が立ち往生し問題になったっけ。

 

  冬真っ盛りとなると、向かい側の下りホームにある駅名標なんてすっぽり雪に埋まります。

2メートルなんて小雪だと言われても、降って当たり前の豪雪地帯です。

 

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男ばかりの同級会

2018-11-21 04:24:08 | 暮らし

 日曜から一泊で群馬県みなかみ町の水上温泉に同級会に出かけました。

みなかみ町は、20代の後半を5年間過ごした懐かしい街で、新所帯もそこがスタートでした。

 結婚するまでは、仕事もしたけれど、酒にマージャンにと遊びも盛りだった。

いや、結婚してもマージャンは止めなかったから、若き日の妻も泣いたっけなー。

 昔を偲んででも無いけれど、鈍行、普通電車で1時間半をゆっくりと楽しみました。

途中で、仲間の誰かが乗るかと思ったけれど、最後まで一人。準備したウィスキーを飲みながらの旅に。

 宿の自動車でホテルのロビーに到着すると「待ってたよ、最後の一人」なんて言われてしまう。

一風呂浴び、記念撮影の後は宴会開始。同級会ですから先ずは校歌の斉唱ですよね。

 

  力の入っている同級生は高校2年から3年にかけての春休みに、今は亡き友と三人で東北貧乏旅行。

今でも昨日のことのように思い出してしまいます。その後彼は畑違いの旅行業に就き活躍。

 世界80か国を回り、アメリカも40州訪れたとか。英語も自在に操られるらしい。

そんな暮らしの影響か若々しいですねー。特におつむはスベルべ脱帽のフサフサ加減(笑)。

 

  宴会の締めは当時の応援団副団長の掛け声で応援歌。

そして、お互いへのエール「フレーッ フレーッ長工」で締めました。

 そうだ、彼は柔道部員で運動とは無縁ながら、組打ちには自信のあるスベルべとレスリングをしていた。

いきなりレスリングとは行かないけれど、同好会として立ち上げようなんて相談までしていましたよ。

 

  そして、お定まりの二次会へと。

酔うほどに昔話も出るけれど、今の話題としては上下の話題。上はもちろんオツムだけれど、下は・・・・・(笑)。

 

 カラオケ自慢、声自慢も何人も。一人は「テネシーワルツ」を見事な発音で歌い切った。

聞くと、本格的に発声練習に取り組んだことが有ったとか。こりゃのど自慢合格間違いなし!

 最初は遠慮していたスベルべだけれど、酔いが回ってきたら喉が何だかむずむずと。

「良いかーみんなー、70歳の『恋』だぞー」なんて言いながら松山千春の『恋』を歌い切りました。

 うーん、結構みんなが聞いて気に入った様子でしたよ。

翌日は朝風呂に行くと、次々と仲間が。温泉を楽しみ、朝食を楽しみ帰りは友人の車で無事帰還でした。

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連載177「休憩代わりにゼンマイ揉み」(その3終わり)

2018-11-20 04:30:03 | 山菜

        (これは余裕の一枚。家の裏で西日に当てています)

      休憩代わりにゼンマイ揉み(その3終わり)

 しばらく畑仕事で汗をかき、水分補給を兼ねて、そして休憩を兼ねてゼンマイをもむのだ。

忙しい中で考えた窮余の一策とでも言えようがこれは中々効率的。

そうですね、妻がまだ現役で勤めていた頃も一人でこんなことをしていたなー。


 冷やかすつもりでも無かろうが、ウグイスが近くの木にとまって歌声を聞かせる。

ウグイスの奴は、日がな一日縄張りのチェックで同じ木々の枝を定期的に回りながらこうして鳴いているのです。

他にも忙しそうに「シジュウカラ」が小枝を渡り移りながら鳴きかわす。


 春の暖かな日を浴びつつ、畑仕事をし、そしてゼンマイをもむ。

ゼンマイを広げた農道の畑の反対側はカタクリがお花畑のように咲き誇る。

こんな田舎暮らしも悪くはない、なんてつくづく思いながら、腰を上げ再び鍬を握る。

帰りにはもう一度ゼンマイを採りながら山を降りようか。


                  (終わり)

   (掲載新聞の都合で2週間休みになったしまった連載です)

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自然薯トロロ蕎麦!

2018-11-19 11:56:36 | 食べ物

(再掲写真)

 秋の山芋シーズンは毎日でも山芋掘りに行きたい。

でも、畑仕事が優先でままならない。晴天の日に掘りたいなー。それがささやかな夢です。

 

  特に注文はしなかったけれど、昼食に自然薯山掛け蕎麦が出てきました。

乾麺でも今は美味しい蕎麦がありますからね。うん、頂いたばかりの「イチカラ畑」の蕎麦でないのが残念。

 

  自然薯、山芋のとろろは単純な煮干し出汁で伸ばしたもの。

お玉で掬い取れないほどの、粘り気の強いとろろ汁を蕎麦に掛けます。

 

  もう、ずるずると啜り込む音なんて遠慮している場合では有りません。

「美味いなー」「美味しいねー」と啜り込む間に交わす言葉です。

 

 カリカリカリとお玉の音を立てながら最後まで掬い取る。

さて、ご馳走様。この味は来年までお目にはかかれませんね。

 先日、小雨の中二回目の山芋掘りに行ったのでした。

でも、いわゆる「蔓が飛ぶ」状態で、蔓の関節から切れて、探し出すのが困難な状況。

 スベルべはそんな条件でも、地際から残る最後の一節を見つけ出す眼力を持っています。

雪が降り、雪崩状態で雪が斜面を落ちると、頼みの綱の最後の一節も流れ落ち見つけることはお手上げになります。

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