松山局地域ドラマ「歩く、歩く、歩く~四国遍路道~」(NHK放送)を観ました
いい男には出会えず仕事もイマイチ 気が付けば東京を離れ美砂(田中麗奈)は旅に出ていました
途中寝ている間に財布を盗まれるが 道行く人の寄捨や巡礼を無料で泊めてくれる宿のおかげでどうにか続けて旅している
仏壇に息子の写真置く女主人の靖子(いしだあゆみ)の家では温かな手料理をふるまわれる
同じ夜 泊まったのは初老の男の後藤(井上順)
彼は定年前に妻に死なれたと話す
離れがたくその家に連泊することにした美砂
入れ替わりに泊まりに来た巡礼は達也(永山絢斗) やたら調子よく嘘っぽい話をする男だった
翌朝 達也が出発したあとに美砂は盗まれた自分の財布を見つける 走って追いかけ問い詰める美砂
靖子の調子が悪いので心配であと一晩泊まることにした美砂
引き出しで靖子の日記を見つけ 読んでしまう
婚家に息子を置いていったことが書かれていた
靖子の教えてくれた伝説の池で美砂はすべてから解放された気持ちになるけれど
立ち寄った寺の僧は伝説の池などない ただの池があるだけだと言う
祭見物をしていた美砂は 靖子が仏壇に置いた写真の男を見つける
男はチェロの演奏で来ていると話した
置いていった息子には二度と会えない 死んだと思い込むことにしたのだろうか
どんな事情があるにせよ 息子を捨ててきてしまった だから
美砂の荷物の中に靖子はおにぎりをいれてくれていた お弁当に
そのおにぎりを食べながら 美砂は景色を美しいと感じ 本当にふっきれる
人は嘘をつく 生きるために 生きていくために
それでも人は優しい 優しくも温かくもなれる
意地悪く生きるより 素直に優しいほうがいい
自然に生きていけるなら
「夜のヒットスタジオ」でブルーライトよこはまなどのヒット曲を歌っていた若く美しい日のいしだあゆみさん
司会をしていた井上順さん ドラマを観ながらその昔の姿からこれまでの様々を思い出してました
どこかにいたさを残す女性を好演した田中麗奈さん
地味な話なのだけれど 本当に地味な話なのだけど 丁寧につくられたドラマだなと感じました
後に阪神大震災と言われる地震が起きた時 子供達はまだ小さかった
直接な被害は自宅に無かったものの 大きな揺れは床が波打つように感じられた
それから数年経っても大きな国道すら工事中だった神戸
少しずつ少しずつ道路は元通り以上に綺麗になり 現在では大概の場所が本当にあんな大きな地震があったのか?!と思うほどになった
うん でもね 地震のあと大きな火事があったのに それから間もなく湊川の市場はちゃんと商売していた
丁度 叔母が神戸の病院に入院して こわごわ運転
その頃してた仕事の勉強会も神戸であって 地震のあとも人は元気だった
嬉しかった
学生時代 講義と講義の間に時間がある時は学校から湊川の市場まで歩いた
帰りに買う食料品の下見をし 漢口堂書店(付けてくれるブックカバーが暗い青で好きだった)に寄って本買って 近くの喫茶店やドムドムでハンバーガーなどの食事をした
湊川プラザの各店では学園祭の寄付を募って歩いたり
私にはとても懐かしい場所です
新開地駅から乗り換えて一つめの駅の湊川駅付近
母も入院したことがある神戸大学病院との意外なまでの近さ
「あまちゃん」観ながら 神戸の風景と東北の風景とが重なります
人が生きて暮らして 生活している限り その土地は死なない 滅びないのだと思います
だから東北も!と思うのです
お座敷列車 ウニ弁当 ナポリタンスパゲティ まめぶ汁
釣られて♪モデルとなった久慈にはどうしたら行けるのか まず久慈駅を検索してみました
実にいっぱいの案内サイトが見つかりました
東北新幹線から乗り換えてーとか 大阪から飛行機利用したらーとか どれだけ時間がかかるのか計算してみました
近くの温泉や旅館やホテル
ああ観光船もあるーと
旅行の計画を立てるのは好きです
しかし!中々実現できませんが
観る 食べる 温泉
私の説得しないといけない 乗り越えないといけない壁は 姑ですが
東京五輪には行けなくてもー東北には行きたいと思っています
叶えたい夢の一つです
私が行きたいと言ったら 主人は反対しないってヘンな自信が私にはあります(笑)
だから本当に問題は姑だけ 楽しいと思ってもらえる旅の計画をなんとか立ててみたいです