夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

報道だけかと思っていたら

2014-11-13 23:54:12 | 子供のこと身辺雑記
暮れ近くに解散選挙ーなんてニュースが

選挙の必要あるのでしょうか

なんか税金の無駄遣いのような気がします


お金がない!から 税金を上げる 

選挙貧乏



選挙反対!

と ささやかに言っておこう


選挙するお金で その費用を もっと他のところにあてられるのにーー;

「マイ・ブラザー」(2009年 アメリカ映画)

2014-11-13 23:17:29 | 映画
マイ・ブラザー [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン



2004年のスウエーデン映画「ある愛の風景」のリメイクなのだそうです

海兵隊員だったハンク・ケイヒル(サム・シェパード)には息子が二人いた
兄のサム(トビー・マグワイア)は学生時代はフットボール選手で父親と同じ海兵隊で大尉になっている
弟のトミー(ジェイク・ギレンホール)は銀行強盗をして刑務所へ

サムはタリバンの捕虜となり いたぶられて自分が死ぬか戦友を殺すかの選択を迫られて 自分が生きる方を選ぶ
自分が助かる為に ウイリスを殺した 幾度も殴って


家族にはサムは戦死したと伝えられている

出所したトミーは店の支払いを兄嫁グレース(ナタリー・ポートマン)に立て替えてもらい
父親からは よく言われないでいたが キッチンが使い勝手が悪いと聞いて 友人たちとリフオームを始める


いつも兄と比べられていた弟
スターの兄とできそこないの弟

兄の娘たち3人もトミーになついてきて グレースも心を許し始める

米軍に救出された生きていた兄のサムが帰国

サムはウイリスを殺したことで自分も傷ついていた

なのに世間は戦争の英雄なんて言う

ー自分は卑怯者なのにー

そしてトミーに訊ねる 自分の妻とグレースと寝たのかとー


子供たちは戻ってきた父親が以前と違うことに気付いていた


グレースも夫が別人のような心持さえしていた

それはサムを追い詰める


食事中 遂に娘のイザベルは言う「戻ってこなければ良かったのに 死んだままでいたらー」


夜中 弟がつくりかえたキッチンを壊し始めるサム

サムはグレースに言います
「お前のために帰ってきたのに 俺の弟とやったんだろう 愛しているんだグレース
このけがれた手で俺はなんだってできるんだよ」

と 言いながらキッチンを破壊します

そこへ何も持ってないーと両手を見せながら現れたトミー

サム「何しに来た」
無言で兄を抱きしめる弟のトミー

そこへサイレンの音がして警察が到着

銃を持ってサムは外へ出ていきます

トミーは警察に兄弟喧嘩なんだーと言ってことをおさめようとしますが

「俺は英雄なんかじゃない」と言いながら発砲するサム

そして自分のこめかみに銃口を向けるサム
「サム!」とグレースが叫びます


サム「俺は壊れているんだ」
サムは警察に連行されます


グレースはサムの書いた手紙を読み始めます
「愛している グレース 
これを読んでいるなら 僕は死んだってことだ
愛しているグレース 君を 娘たちを
それだけは絶対変わらない」


サムからトミーへ電話がかかります
「お前が 気になってー

お前は 俺の弟だ」


トミーは兄の娘たちの世話をして グレースはサムへ会いに行きます

グレースはサムに戦争で何があったのか話してくれるように頼みます
「16の時から あなたのことが好きなのよ
何があったのか話してくれないなら
あなたとは もう会わない」


それから 遂にサムは自分がウイリスを殺したことを話します

サムを抱きしめるグレース

そして たぶんサムの独白でしょうか ナレーター
ー戦争は無くならない
死んだ者だけが 戦争から解放されるー



戦争を体験したがために 見失う自分とその人間性

戦争は人間の心も破壊する

人を作り変えてしまう


人を破滅に導くのが戦争


周囲の愛は 人を救えるのか




「トウモロー ワールド」(2006年 アメリカ・イギリス映画)

2014-11-13 09:53:38 | 映画
トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン




アルフオンソ・キュロン監督は 脚本家から「読まなくてもいい」と言われて 映画制作時に原作を読んでいないーそうです
原作は女流作家のP.D.ジェイムズの「人類の子供たち」
ちなみにPはフイリス Dはドロシーの略とか
1920年8月3日生まれなので今年94歳になられるのでしょうか
1991年に「ホランド・パークのジェイムズ女男爵」の一代貴族としての称号を得ているそうです

私はP.D.ジェイムズをミステリ作家として知っていたのでーちょっとこの映画の原作者であることに驚きました
アダム・ダルグリッシュや そこから派生したようなコーデリア・グレイを主人公としたシリーズを読んでいましたので


映画の設定は2027年 ですから近未来SFということになるのでしょうか



世界では18年間新しく子供が産まれていないそうです
英国は軍隊が力を持っており 世界は希望なくほぼ壊滅状態で そんなイギリスでもまだ他の国よりはマシらしく不法移民 密入国者が絶えず

イギリス国民である書類を持たない者は収容所へ送られていきます

また暴徒による爆弾テロも絶えませんでした

主人公のセオ・フアロン(クライブ・オーウエン)も爆弾テロの音で耳が一時的に聞こえにくくなりました
街は荒れています
セオは反政府グループに拉致されます
その反政府グループを率いていたのは セオの別れた妻ジュリアン(ジュリアン・ムーア)
二人は自分たちの子供が死んだことを乗り越えられませんでした

セオもかつては権力に対抗しこの世界をよくしたいと活動する闘士でした
今は官僚として目立たないように生活していますが

世界で一番若い青年が刺殺されたことに心のダメージを受けたり
この異常な世界に納得しているわけではありません

森の中で不治の妻を抱えて生きる自由人の友人ジャスパー・パルマー(マイケル・ケイン)に会いに行ったりもしています


そのジュリアンのセオへの依頼は ある若い女性を人権団体「ヒューマン プロジェクト」に送り届けるために 身分を保証する偽造の通行証を手に入れてほしいというものでした


政府の中に力持つ身内がセオにはいるのです


セオはジュリアンに今も愛情を抱いており ジュリアンもセオへの気持ちはありますが 子供の死が二人の間に今も横たわっています

色々ありましたが 結局セオはジュリアンの同志の青年が運転する車に乗り 若い娘キーとキーに付リアンとき添う中年女性とジュリアンと行動を共にします
しかし暴徒の襲撃にあい ジュリアンは喉元を撃たれて絶命

さらに途中で青年は警察官を射殺してしまいました
セオはお尋ね者になります


自由人ジャスパーのツテで一ー旦収容所に入れられてから人権団体の船へーという手筈に

キーは妊娠していました
18年目に人類に与えられた赤ん坊
希望のしるし 赦しのようなー

だからジュリアンは命を懸けたのです

自分たちの死んだ子供 不当に奪われた気がする子供のかわりに この命を助けたい



セオ達を逃がすために ジャスパーは囮となって時間稼ぎをしてくれてー なぶり殺しのように幾度も弾丸を討ちこまれて絶命


キーに付き添う中年女性は助産婦でしたが 収容所へ向かうバスの中で 引き離されてしまいます


既に破水し産気づいているキー


収容所の女性マリクに助けられて セオはどうにかキーを出産させます


暴動を制圧しようとする軍隊 -政府側と自由を求める側との戦い

そのさなか
なんとか川へー


マリクが手に入れてくれた小舟にキーと赤ん坊を乗せて 

しかしセオは撃たれていました


キーが自分たちを助けてくれる迎えの船の影に気付きますがー


セオの命は消えかけており 静かに体が傾いていきます ゆっくりと


ここで映画は終わりました


子供たちは 赤ちゃんはまた生まれられる世界になるのでしょうか


産めよ 増やせよ 地に満ちよ




かなうならば 未来世界が明るいものでありますように


夕食です

2014-11-13 00:54:08 | 子供のこと身辺雑記


入院中の長男が退院後の生活についての指導をあれこれ受けていてー夕食前もそのお勉強があるというので 少し早目に病院を出て 姑の家へ行くにも少し早い時間でしたので 私も早めの夕食をとって時間つぶし♪

病院近くのイトーヨーカドーさん二階のお店で
ビーフシチューセットとコーヒー

食料品など買い物して それから姑の家へ行き 帰宅した主人と少し話をして 自宅へ帰宅


植木屋さんから電話あって 姑の家の庭の手入れは来週前半 我が家の庭は週後半



暮れに向かって少しずつ片付けていかないといけない用事としては
お歳暮の手配
年賀状書き(今年は早めにすませたい^^;)

そして大掃除
(これも さっさかすませておきたいーと 毎年思っております・笑)


で 12月最後の大仕事はおせち料理ーー;
30日には仕上げて 姑の家にも重箱届けて

ラストは年越しそば


まだまだ時間はあるーと思ううちに クリスマス終われば お正月までは一週間もなく毎年焦るんです


そういえばーお店には もうクリスマス用のお菓子が入った長靴が売られてました




ぼつぼつ 頑張りますか

西山繭子著「バンクーバーの朝日」マガジンハウス文庫

2014-11-13 00:25:55 | 本と雑誌
【映画ノベライズ】バンクーバーの朝日 (マガジンハウス文庫 に 2-1)
西山 繭子
マガジンハウス



カナダの日本人が暮らす街は 真珠湾攻撃で消えた


日本が敵国となったからー

夢抱いて日本からカナダに渡り 言葉がわからないまま 移民一世は懸命に働いた
言葉がわかる二世は 差別がありマトモな仕事には就かせてもらえなかった

暮らしは楽にならない
働いても働いても


日本人に仕事をとられる 国をとられる

そんなふうに怯えたカナダの人々

日本人はそんなに多くないのに

現代から考えれば カナダ人の「日本人への怯え」はとても滑稽に見える

体が小さな日本人がそんなに怖かったのか?
カナダ人とは そんなに臆病だったのか?


作中のカナダ人の日本人への迫害 差別もとても腹立たしい

しかし考えてみれば 戦前 日本人にとってのーあえて朝鮮人と呼ぼう -朝鮮人や中国人もそうだったのだ
私が子供の頃でさえ 中国人を「シナ人」「チャンコロ」 韓国人は「チョウセンやから」などと侮蔑した呼び方をする人間もいた
一段もーいやずっと下の存在として 日本人は中国人や韓国人のことを見ていた
泥棒するのは韓国人や中国人である 付き合うなら気をつけろとー

それと同じことをカナダ人は日本人に対してしていたのだ



そんな希望もあまりない生活の中 「朝日」という野球のチームが勝ち始める
カナダ人のチームを相手に

その戦い方は人気を呼びー


やっと日本人とカナダ人の垣根が崩れ始めたかに見えた頃 日本は戦争を始めた


そして カナダのバンクーバーで暮らす日本人たちは収容所へ入れられ さらに過酷な生活をしいられることになる

生き抜いたレジー笠原 映画では妻夫木聡さんが演じておられます


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%9C%9D%E6%97%A5

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E6%9C%9D%E6%97%A5

映画と実在した野球チーム「バンクーバー朝日」についての情報あるサイト↑さんです



昔の日本人ってえらかったんだ
すごかったんだ
強かったんだ


生き抜いていく力

国境も差別も超えていくスポーツの力


歴史は重いけれども

そのなかでできることをして生きた人々の物語です