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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

伊坂幸太郎著「あるキング」(新潮文庫)

2015-06-13 22:21:55 | 本と雑誌
あるキング: 完全版 (新潮文庫)
伊坂 幸太郎
新潮社



優勝にはほど遠い最下位がほぼ定位置のようなプロ野球球団の「仙醍キングス」
その仙醍キングスのフアンの山田夫婦に男の子が生まれた

名選手で監督にもなり仙醍キングスに骨を埋めたような男が死んだ日に その男の子王求は生まれている

夫婦は自分たちの息子が球界の王となると信じて育てていく
息子を害しかねない人間は排除してー

努力もし才能にも恵まれた王求

しかし彼は平たんな道は進めなかった


物語は彼の死で終わる
そして別の誰かの誕生と共に


終わらない物語ともいえるかもしれない


この本が特異なのは 連載された雑誌バージョン ハードカバー・バージョン  そして文庫バージョンと同じ「あるキング」が3バージョンとも収録されていることだ


筋は同じ 多少演出が異なる


それについては著者のあとがきにかえたインタビューで明らかにされている



私の感想をいうなら 雑誌版が小説としては一番面白かった

読み物としては素直に



飼い主のマナー

2015-06-13 09:58:12 | 子供のこと身辺雑記
車を運転していても 犬が好きなものだから 散歩中の人よりも先に 犬に目がいく

連れている人間は余り見ない

昨夕 姑の家の近くで犬を散歩中の人がいて徐行というか ほぼ停まって通過を待った
(その道路は ひどく狭いので しかも片側には溝あり 少し広い場所で対向車を先に行かせる 自転車 歩行者も通過を待って そんな徐行運転をしています)

で 犬を連れている熟年女性は前しか見ていない
あれ?!と思ったの

たまたまかもしれないけれど
私は犬と一緒の時には 犬の様子を確認しつつ周囲に気を配り歩いているから

その犬はおしっこか排便かしたそうな素振りあるけれど 連れて歩く女性は気付いていない

たまたま玄関が開いている家の前で 歩くのに我慢できなくなったか犬が座り込む
排尿か排便を始めたかー

とリードを引いても犬がついてこない事に気付いた女性
振り向いてしゃがんでいる犬と 玄関が開いている家に気付く

座り込む犬をひきずるように急ぎ足で歩き出す


その女性は犬が排便や排尿をしたら片付けるべき道具を持たずに 犬のリード以外は手ぶらだった


犬が排尿したら あとを流す為のペットボトルなどに入れた水とか 犬の排便を片付ける為の新聞紙とかスコップとかね 色々要るんです
世間に迷惑かけない為に


犬用のトイレシートとかも犬が排便しかけた時に差し入れて敷くと片付けが楽です


そうかと思うと きちんと犬の排便・排尿後をきちんとしている飼い主さんもいる

そういう方は散歩中も犬から目を放さない

ちょっとしたことですが



犬の散歩もけっこう大変です


人のふり見てー


犬が後ろ指さされないようにも

などと 余計なおせっかいながら あれこれ思うのでした