夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

小川糸著「ツバキ文具店」 (幻冬舎)

2016-05-30 23:54:56 | 本と雑誌
ツバキ文具店
小川 糸
幻冬舎













本の帯から
{言いたかった ありがとう。
言えなかった ごめんなさい。

伝えられなかった大切な人への想い。
あなたに代わってお届けします。

ラブレター、絶縁状、天国からの手紙・・・・・。

鎌倉で代書屋を営む鳩子の元に、今日も風変わりな依頼が舞い込みます。}




代書屋と文具店を営む祖母に育てられた鳩子は 高校時代 遂にその厳しさに反抗する
そして日本を離れた

祖母が亡くなり 祖母の双子のスシ子が亡くなり 

鳩子は先代と呼ぶ祖母の店を継いだ

祖母に仕込まれた字 四季折々の生活

品があって華やかで傍にいるだけで平和な気持ちになれる隣人ー日本人だけどバーバラ婦人と呼ばれる女性

鳩子のおむつを替えたこともあるという男爵と呼ばれる男性

パンを作るのが上手な女性教師で愛称はパンティーさん


5歳の守景陽菜ことQPちゃんとその父親

代書の仕事を頼みにくる客たち

神奈川県鎌倉市を舞台に 季節の行事なども細やかに描かれる


鳩子は母親に会ったことがない


祖母の文通していたイタリアに暮らす相手から 祖母の書いた手紙が鳩子のもとに届く

そこには祖母の鳩子への愛情 育て方の悔根なども書かれていた

鳩子を育てながら祖母が思っていたこと


鳩子の知らない祖母


鳩子はQPちゃんの父親と静かで優しい関係を築きつつある

緩やかに平和な幸せに包まれていた鳩子



菅谷恵子さんの手による字の手紙が効果的に挿入されているちょっと凝ったつくりになっております

ほのぼの あったかな世界です

読書の途中で

2016-05-30 23:41:41 | 子供のこと身辺雑記
読んでいた本に「字」が出て来る

ヒロインが代書屋で・・・・・・

読んでいるうちに 少し字が書きたくなって 鉛筆や筆ペンやボールペンで 漢字や平仮名を書いて遊んでしまった




字は下手だ





















父は達筆だった
だから書道でも鉛筆で書く字でも かなり厳しくて 教えられたとおりに書けないと叱られて その厳しさに逆に嫌になって
とうとう父の前では字を書かなくなってしまった・笑

で 結局 悪筆のままで 大人になってから後悔した

もっと真面目に練習しておけば良かったと^^;


父はよく私の書く字は 父の書く字の悪い所だけが似ていると言っていた

たぶん下手なりに どっか父の字の雰囲気か面影くらいは残っているのかもしれない

ペン字練習帳なんてのも買ったまま 殆ど新しいまま


年齢に応じた字が書けるようになれるよう 練習しようかって気持ちが続かない

でも 美しい字に憧れる気持ちだけは ちょっとある